サッカーの第98回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は26日、カシマスタジアムなどで4回戦の残り2試合が行われた。J1鹿島は延長の末、2-0で広島(J1)を下し、3年連続で8強に駒を進めた。公式戦の連勝は5に伸ばした。
鹿島は0-0で迎えた延長前半6分、レオシルバの左FKがそのままゴールに吸い込まれて先制。同後半12分には三竿健がペナルティーエリア手前からミドルシュートを決めた。
磐田は札幌に4-2で勝ち、2大会連続の8強入り。
準々決勝で鹿島はJ2の甲府と対戦し、磐田は仙台との顔合わせとなる。
■鹿島・大岩監督 粘り強かった
120分間、しっかりとした守備から攻撃につなげ、判断を変えながらボールを動かすことができていた。そこからセットプレーのチャンスを決めることができた。粘り強くじれずにやったことが延長戦の勝利につながった。
■鹿島・犬飼 うまく対応できた
パトリックにうまく対応できていた。いいポジショニングが取れていた。これからもやり続けることが大事。
■鹿島・GK曽ケ端 いい攻守できている
バランスよく守れていた。いい守備からいい攻撃ができている。自信が付いていることが大きい。
■鹿島・レオシルバ
味方が相手DFの邪魔をしたおかげで点が入った。チームで取った得点だった。
▽4回戦
鹿島(J1) 2-0 広島(J1)
0-0
0-0
延長
1-0
1-0
▽得点者
【鹿】レオシルバ(延長前6分)三竿健(延長後12分)
◆天皇杯4回戦 鹿島8強入り(茨城新聞)