◆天皇杯▽4回戦 鹿島2―0広島(26日・カシマスタジアム)
ACLとルヴァン杯で4強に進出している鹿島は、リーグ戦で首位に立つ広島を延長戦の末に2―0で破り、8強入りを決めた。
FWセルジーニョのシュートが3度枠に直撃するなど運にも見放され、「途中からは我慢比べ」(MF三竿健斗)の展開となり試合は延長へ。だが0―0で迎えた延長前半6分、MFレオシルバの直接FKで先制に成功。同後半12分には三竿健斗のミドルシュートで追加点を奪い、試合を決定付けた。
22日間7試合の過密日程を消化する中、これで全4大会の4試合(ルヴァン杯準々決勝第2戦、ACL準々決勝第2戦、J1第27節、天皇杯4回戦)で4連勝を達成し、公式戦5連勝で3戦連続無失点。フル出場したDF内田篤人は「センターバック2枚が本当によくやっている。俺?ウロウロしてるだけ」と笑顔を見せつつ、「過密日程だか何だか知らないけど。連戦でも延長でも、自分たちは4つ(タイトルを)取る目標でやっている」と力を込めた。
中2日の戦いで120分を制したが、次戦(J1神戸戦)も中2日。その次は中3日でACL準決勝の大一番・水原三星戦が控える。大岩剛監督は「次々に試合がやってくる。目の前の試合に集中して臨みたい」と見据えた。
◆【鹿島】内田「過密日程だか何だか知らないけど」異なる4大会で4連勝!天皇杯も8強入り(報知)