日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年4月5日金曜日

◆【鹿島 vs 名古屋】 ウォーミングアップコラム:J1初先発に向けて(J's GOAL)



平戸太貴 Taiki.Hirato


鹿島アントラーズ×チェブラーシカ トートバッグ/その他


前節の磐田戦で右サイドバックのレギュラーを務める内田篤人が膝を痛打して途中交代した。今週は大事を取って練習を回避。代わりに出場機会が巡ってきたのはプロ4年目を迎えた平戸太貴(写真)である。

昨季、平戸はJ2の町田ゼルビアでセンセーショナルな活躍を見せた。鹿島から期限付き移籍の2年目、40試合に出場すると8得点を上げたのみならず、17アシストというリーグトップの得点機会を演出した。その右足の精度は高く、堅実な町田のサッカーを支えるためになくてはならない存在だった。

今季より鹿島に復帰したがボランチはチームの最激戦区。開幕時よりレオ シルバと永木亮太が好調を維持しており、日本代表にも選出されるようになった三竿健斗はグロインペイン症候群で出遅れたこともあり先発から外れ、他にも清水で10番を背負った白崎凌兵や大学NO.1ボランチとの呼び声が高い名古新太郎もいる。そのなかでボランチのポジションを得ることは至難と思えた。

しかし、キャンプの段階から大岩剛監督は平戸に右SBのポジションを与え、練習試合や紅白戦でとにかくピッチに立たせてきた。すると3月5日のAFCチャンピオンズリーグ・ジョホール戦で先発すると「中で触っても入るし、触らなくても入るボールをイメージして蹴りました」と振り返ったシュート気味のクロスがそのままゴールイン。鹿島で初めての公式戦先発試合でいきなりゴールネットを揺らした。

今回はJ1リーグでのデビュー戦となる。
「出たらうれしい。なにかが起こせたらチームにプラスにできる」
そう言って試合に向けた準備を重ねた。
始めたことには慣れなかった右SBのポジションも「1枚剥がせれば、相手のラインは高いしバラバラなところもある。攻撃はいくつか狙えるポイントがある」と自身の特長を発揮するべき箇所が見えるようになってきた。ボランチでプレーする気持ちはいまも忘れずに抱いている。しかし、いまは右SBというポジションに全力で向き合っている。

文:田中滋(鹿島担当)


明治安田生命J1リーグ 第6節
4月5日(金)19:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs 名古屋グランパス


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