日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年10月1日火曜日

◆【宏太’Sチェック】敵地・鹿島で引かずにドロー…今後にプラス(報知)






世界一に迫った日 鹿島アントラーズクラブW杯激闘録


◆明治安田生命J1リーグ第27節 鹿島1―1札幌(28日、カシマサッカースタジアム)

 一度も勝ったことのない鬼門のカシマスタジアムで、DFラインを高くし、決して引かずに戦っての引き分けは、僕からしたら信じられない結果だ。以前の札幌には勝てそうな雰囲気は全く感じなかったが、本当に勝利まであと一歩の勝負をした。上位陣に勝ち点を伸ばせないチームが多かっただけに勝てなかったのは残念だが、敵地で鹿島相手に見せた激戦は、今後の上位との対戦にプラスに働く。

 ジェイと武蔵が出場停止だったが、前線の連係は良かった。ジェイがいると長いボールを入れる分、後ろが上がる時間がなくなる場面も多い。それがロペスに代わったことで、しっかりとパスをつなげていた。

 あとは何といっても進藤が素晴らしかった。決して簡単ではないシュートを決めた得点はもちろん、守備でもゴール前に何度も顔を出しながらも、1対1のカバーリングもしっかり行っていた。彼が良かったから勝ち点1を取れたと言ってもいい程。判断も早く、メンタリティーもあり、本当にタフな選手になっている。

交代選手は不満 堂々の戦いはしたが、交代選手が気になった。鹿島の伊藤や永木が自分の怖さを出していた反面、中野と岩崎からはどの強みを見せようとしているのかが、もう一つ伝わってこなかった。メンバーが代わってもしっかりと形を持っている鹿島との差が、後半に出てしまった。(吉原宏太、1996~99年札幌FW)




◆【宏太’Sチェック】敵地・鹿島で引かずにドロー…今後にプラス(報知)


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