日本代表DF植田直通(26=ニーム)がベルギーとフランスの違いについて語った。
2018年にJ1鹿島からベルギー1部セルクル・ブリュージュに加入し、昨季までの2シーズンで40試合に出場した。ただ、今季は思うような出場機会を得られず、フランス1部(当時)ニームに期限付き移籍。
29日のオンライン取材では「ずっと移籍したいっていう思いはあった。そのチャンスがいいタイミングで来たのもあったが、自分自身ベルギーで2年半やっていて、違う環境に身を置きたいと思っていて、今の環境にいては自分の成長がないかもという危機感は持っていた」と明かした。
チームは無念の2部降格となったが、28日には完全移籍が決まった。「ベルギーと違う部分がたくさんあって、クオリティーの高い選手もたくさんいた。少しの差でも、スキを見せるだけで得点になってしまうと思った。僕が一番感じたのは、距離感を空けてしまえば、完全に失点してしまうと思った。決め切る力っていうのは、相当レベルが上がったと思う。少しでもポジショニングを間違えたらやられるっていう危機感を持っていて、少しずつ修正していく力が必要だと思った」と大きな学びを得た。
カタールW杯アジア2次予選ミャンマー戦(28日、フクアリ)で10―0と圧勝し、最終予選に駒を進めた日本代表。7大会連続のW杯出場へ、異国の地での経験をピッチ上で発揮したいところだ。
◆【森保ジャパン】DF植田が熱く語ったベルギーとフランスの違い(東スポWEB)