日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年5月1日日曜日
◆鹿島、上位追走に失敗…2戦連続ノーゴールも昌子「イライラしないように」(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?188460-188460-fl
[4.30 J1第1ステージ第9節 大宮0-0鹿島 NACK]
引き離されるわけにはいかなかった。3位鹿島アントラーズはアウェーで大宮とスコアレスドロー。前節・柏戦(0-2)に続いて2試合連続の無得点に終わり、勝ち点1獲得にとどまった。
前日29日に勝ち点3差で追う首位・浦和、1差の2位・川崎Fはそろって勝っていた。DF昌子源は「上2つが勝っていたし、試合前は『離されずに、(浦和とは勝ち点)3差のままプレッシャーをかけていこう』と話していた。差が開いてしまったのはチームとして残念」と唇をかむ。この結果、浦和とは勝ち点5差、川崎Fとは同3差。第1ステージも折り返しを迎え、これ以上は取りこぼせない。
気になるのは2試合連続で無得点に終わっている攻撃陣か。この日はFW金崎夢生が出場停止明けで先発に復帰し、チームとして15本のシュートを浴びせたが、ノーゴール。昌子は「こういうときはちょっとずつイライラしてくるものだけど、イライラするとチームのパフォーマンスが落ちる。そこはあまり気にしないようにしている」と、試合中から一喜一憂せず、目の前のプレーに集中した。
昌子自身、得点のチャンスがなかったわけではない。前半44分、MF遠藤康の左CKに頭で合わせたが、ヘディングシュートはクロスバーの上へ。「風が強い中、キッカーがいいボールを蹴ってくれていた。僕とナオ(植田直通)に1本ずつ(チャンスが)あって、決められなかったのは一つの課題。DFが(得点を)決めて、(失点を)ゼロで守るのも自分の存在をアピールするチャンス。そこも狙っていきたい」と、完封に満足することなく、貪欲に語った。
(取材・文 西山紘平)
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