日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年11月3日木曜日
◇“オリジナル10のプライド”を示せ…運命の最終節、名古屋楢崎「勝つしかない」(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?202333-202333-fl
年間16位と降格圏に沈む名古屋グランパスは、3日にホームで湘南ベルマーレとの運命の最終節を戦う。公式サイトによると、絶対に勝ち点3が求められる一戦に、ジュロヴスキー監督も「明日はグランパスの歴史の中でも重要なゲームになる。明日のために練習してきましたし、しっかりと出し切って終えたい」と並々ならぬ闘志を燃やしている。
現在、名古屋は残留圏の15位新潟と同勝ち点ながら、得失点差は「3」と、言うまでもなく一番不利な立場にある。しかし引き分けた場合は14位の甲府(vs鳥栖)か、15位の新潟(vs広島)が敗れれば残留確定。勝利した場合はさらに磐田まで巻き込んだ残留争いを繰り広げることになる。
オリジナル10のプライド。1992年のJリーグ発足時に加盟した10クラブの中で、J2降格を経験していないのは鹿島アントラーズ、横浜F・マリノス、そして名古屋の3クラブだけ。日本有数企業のトヨタ自動車を母体とするクラブが、J2に降格するわけにはいかない。
今季よりキャプテンを務めるMF田口泰士は「勝つことだけを考えて僕たちはやるだけです。勝つことが最低条件ですから。しっかり勝って、最後にみんなで笑えていれば良い」と気合を入れ直す。1999年から名古屋のゴールマウスを守り続けるGK楢崎正剛も「会場の状況による部分もありますが、僕たちが最後の試合で勝つしかないということに変わりはない。明日の一戦に全てを懸けて闘いたい」と力を込めた。
すでに会場となるパロマ瑞穂競技場のチケット完売で満員が予想される一戦。運命のキックオフは3日13時30分にされる。
▽名古屋のJ1残留条件
・○の場合:磐田●で得失点差で上回る、または甲府△●、または新潟△●で(新潟○でも得失点差で上回れば)残留決定
・△の場合:甲府●または新潟●で残留決定
・●の場合:新潟●で得失点差で上回れば残留決定
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