日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年11月3日木曜日

◆【鹿島 vs 神戸】 ウォーミングアップコラム:前節の悔しさを胸に、結果を出すことに集中するストライカー(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00020559/



前半から、攻撃に守備に奔走した鈴木優磨(写真)の足は、後半途中からパタリと止まってしまった。73分であえなく途中交代を命じられた。第4審が掲げる自分の背番号を見たとき、悔しい気持ちもあったが、自分の足が動いていないこともわかっていた。

「よくなかった。あれじゃだめですね」

川崎F戦、鈴木は起点をつくるだけでなく、守備のバランスも考えながらボールを追う役目は十二分に果たした。しかし、放ったシュートは相方の金崎夢生が5本だったのとは対照的に0本。用意していたゴールパフォーマンスを披露する機会はなかった。

「シュートを打てなかったのはFWとして致命的」

そう言って自らのパフォーマンスにダメ出しをした。

「前半のプレッシャーのなかでも戦えないといけない。ちょっと守備に追われ過ぎました」

先発するときはいつも、前半は少しセーブして、後半に体力を温存しておくのだが、チーム事情からそうも言っていられなかった。

「うちは守備から入るチーム。いい守備ができればいい攻撃に入れる」

だからこそ、FWも献身的に守備をする。いい守備でボールを奪えば、得点できるチャンスも増えると信じて。

神戸戦でもFWでの起用は続くだろう。

「捨て試合は無い。勝ってチャンピオンシップへ行くのと、負けて行くのとでは全然違う。とりあえず結果を出すことに集中したいです」

一度の失敗くらいでへこたれるタマではない。勝利のために、次の試合も鈴木は走る。

文:田中滋(鹿島担当)


明治安田生命J1リーグ 2nd 第17節
11月3日(木)13:30KO カシマ
鹿島アントラーズ vs ヴィッセル神戸

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