日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年12月26日木曜日

◆東京VのJ1昇格&残留に貢献のFW染野唯月&DF林尚輝がチーム残留! 鹿島から完全移籍移行に(超WORLDサッカー!)






東京ヴェルディは25日、鹿島アントラーズから期限付き移籍で加入中だったFW染野唯月(23)、DF林尚輝(26)の完全移籍移行を発表した。



【参考】
林尚輝
 22/12/22 東京ヴェルディへの期限付きを発表
 23/12/29 東京ヴェルディへの期限付き移籍延長を発表
 24/12/25 東京ヴェルディへの完全移籍発表

染野唯月
 22/07/17 東京ヴェルディへの期限付きを発表
 22/12/26 東京ヴェルディからの復帰を発表
 23/07/04 東京ヴェルディへの期限付きを発表
 23/12/29 東京ヴェルディへの期限付き移籍延長を発表
 24/12/25 東京ヴェルディへの完全移籍発表

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◆東京VのJ1昇格&残留に貢献のFW染野唯月&DF林尚輝がチーム残留! 鹿島から完全移籍移行に(超WORLDサッカー!)







東京ヴェルディは25日、鹿島アントラーズから期限付き移籍で加入中だったFW染野唯月(23)、DF林尚輝(26)の完全移籍移行を発表した。

鹿島の下部組織出身で、尚志高校から鹿島でプロキャリアをスタートした染野。パリ・オリンピックの候補にも選出されていた世代屈指のストライカーは、2022シーズン、2023シーズンの夏の移籍ウインドーで東京Vに育成型期限付き移籍で加入。

2度目の加入となった昨シーズンは途中加入ながらチームトップの6ゴールに加え、清水エスパルスとのJ1昇格プレーオフ決勝でクラブ悲願の16年ぶり昇格に導く劇的PKによる同点ゴールを挙げ、昇格の立役者となった。

今シーズンは期限付き移籍期間延長で昇格組に残留し、保有元との対戦となった鹿島との2試合を除き明治安田J1リーグ36試合に出場し、6得点を記録した。

一方、立正大淞南高校、大阪体育大学を経て鹿島でプロキャリアをスタートした林。出場機会を求めて2023シーズンに東京Vに期限付き移籍し、加入1年目に染野とともにJ1昇格に貢献。期限付き移籍期間延長となった今季はキャリアハイのリーグ戦29試合に出場し、ディフェンスラインの主力の1人としてJ1残留に貢献した。

愛着のある鹿島を離れて、正真正銘に緑の名門の一員となった2選手は両クラブの公式サイトを通じて以下のコメントを残している。

◆染野唯月
【東京ヴェルディ】
「来季もチームの為に全力で闘います。よろしくお願いします!」

【鹿島アントラーズ】
「このたび、東京ヴェルディに完全移籍することになりました。小さい頃から鹿島アントラーズで育ち、一度は離れましたが、また戻ってプロサッカー選手をアントラーズでスタートできたことはすごく嬉しかったです」

「タイトルを取らなきゃいけないクラブだと教えられ続け、必死に食らい付き、良い時も悪い時も、アントラーズのエンブレムを背負ってる以上、全力でやり続けました。ファン・サポーターの皆さんがカシマスタジアムで最高の雰囲気を作ってくださり、毎試合鳥肌が立ちました。僕はアントラーズの先輩方から色々なことを教えてもらい、成長することができました。アントラーズで過ごした時間は、これからのサッカー人生の財産です。成長した姿をカシマスタジアムで見せます。ありがとうございました」

◆DF林尚輝
【東京ヴェルディ】
「東京ヴェルディに関わる皆様。2025シーズンから東京ヴェルディに完全移籍する決断をしました。2年間期限付き移籍だった僕を温かく受け入れ、共に闘ってくれたヴェルディファミリーの皆様には、本当に感謝しています。もっとこのクラブと共に成長し、上を目指したい。そして、もっとヴェルディファミリーとして認められたい。その思いが日に日に強くなり、大きな決断をしました」

「シーズン後半は試合に出られない日々もありましたが、終盤戦のファン・サポーターの大きな声援を聞いた時、決断が正しかったと思いました。新たな覚悟を持って、東京ヴェルディの為に全緑で闘います!2025シーズンもどうぞよろしくお願いします!」

【鹿島アントラーズ】
「このたび、東京ヴェルディに完全移籍することになりました。鹿島アントラーズという憧れのクラブで、プロサッカー選手のキャリアをスタートさせていただけたこと、心から感謝しています」

「プロの厳しさを痛感する日々でしたが、試合に出るためにもがき続け、チャンスをもらい、アントラーズのユニフォームを着て、勝利に貢献してともに得た喜びは、今でも鮮明に覚えています。2年目は怪我に悩まされ、人生の中で最もサッカーができない1年でした。辛かったし、自分の力の無さを実感していましたが、大好きなチームメイトやスタッフ、そしてファン・サポーターの皆様のおかげで頑張ることができました。経験豊富で志が高く、頼りになる先輩方。いつも元気で熱い気持ちを持った若手たち。どんな時でも真摯に向き合ってくれるスタッフの方々。そして、厳しくも温かく応援し続けてくれるファン・サポーターの皆様。僕にとってこの出会いは人生の宝物であり、ともに過ごした時間はかけがえのないものです。本当に感謝しています」

「しかし、タイトルを取るため、その力になるためにアントラーズに加入しましたが、現実は厳しく力になることはできませんでした。申し訳ない気持ちと、悔しさが残っています。ですが、この決断を肯定するためには、貪欲に成長し続け、結果で示すしかないと思っています。アントラーズに在籍した選手として恥じないよう、選手としても、人としても、大きく成長した姿を見せられるように頑張ります。鹿島アントラーズに関わるすべての皆様、本当にありがとうございました」

◆鬼木アントラーズ展望【選手起用編〈2〉】CB理想のコンビ像は?戦術・濃野は継続? 元川崎担当記者が考察(報知)






 右が山根視来(攻撃型)、左が登里享平(ビルドアップ型)だった時代の川崎は圧巻だった。

 山根には攻撃面である程度の自由を与えていた(左サイドをドリブル突破した時には目を丸くした)。その設計は、今季9得点の右SB濃野公人を生かすという意味で応用できるだろう。


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◆鬼木アントラーズ展望【選手起用編〈2〉】CB理想のコンビ像は?戦術・濃野は継続? 元川崎担当記者が考察(報知)








 鹿島は、鬼木達氏を監督に迎え、新シーズンを迎える。「鬼木アントラーズ」はどんなチームになるのか。元川崎担当の記者が新生・鹿島を展望する。第2回【選手起用編〈2〉】はDF、GK。

*  *  *

▽センターバック

 鬼木サッカーの肝とも言えるポジションだ。後ろがドンと構えてはじめて、前に人数をかけた攻撃的なサッカーが展開できる。そして、その攻撃の第一歩目を担うポジションでもある。

 「強い人」と「作れる人」のコンビを好む印象だ。もっと言えば「めっちゃ強くて、作ることもできる人」と「めっちゃ作れるし、強い人」。前者代表例はジェジエウ、後者は谷口彰悟。

 植田直通と関川郁万は基準を満たしているように思うが、それはあくまで「従来の鹿島」基準。要求は高くなる。さらなる成長を求められることになるだろう。

 関川は「強い人」役もできるが、植田に「作れる人」の役目は厳しい。そうなると3番手には「作れる人」が控えていることが望ましい。しかしここはリーグ全体で枯渇気味なポジションだ。強化部の判断やいかに。

▽サイドバック

 右が山根視来(攻撃型)、左が登里享平(ビルドアップ型)だった時代の川崎は圧巻だった。

 山根には攻撃面である程度の自由を与えていた(左サイドをドリブル突破した時には目を丸くした)。その設計は、今季9得点の右SB濃野公人を生かすという意味で応用できるだろう。

 山根を前に上がらせる際は、右CBに守備範囲の広いタイプを置くようにしていた。リスク管理によるもので、右CBがジェジエウや谷口彰悟の時は「戦術・山根」を発動させたが、スピードがないタイプの時は見送られた。川崎関係者は「このあたりが風間八宏と鬼木達の違い。どちらがいい、じゃなくて」と語っていた。

 左の安西幸輝は、ポポヴィッチ体制でビルドアップ型、中後体制で攻撃型を務めた。次はどんなプレースタイルを求められるだろうか。器用なので、適応に苦しむ心配はないだろう。

 また鬼木監督は「いいボランチはSBもできるし、SBをやることによってもっといいボランチになる」という考えを持っている。守田英正や旗手怜央、瀬古樹など、今は欧州組の中盤選手もSBを経験した。ボランチの選手がSBのオプション枠に入ることもあり、SBの選手層は薄めの年が多かった(本職右SBが山根1人という状況で1年間戦ったシーズンもあった)

▽GK

 足元の技術が決して高いとは言えないチョン・ソンリョンの座が揺るがなかった(ビルドアップに長けた上福元直人もはね返された)ということは…。まずは止めること、そこに尽きる。

 早川友基の座は不動と思われるが、監督交代により守護神が代わることは「あるある」だ。GKコーチの交代もあり、競争は一から始まるとみていいだろう。ちなみに、カップ戦でも正守護神を起用する傾向にあった。隙を見せることを嫌う監督だからだ。

*  *  *

 若手抜擢に積極的なタイプの監督ではない。若返りを求める強化部と対立してまでも、信頼できる選手の起用にこだわったと聞く。

 ただし、これには注釈がつく。「※求める基準に達した若手の起用には積極的」である。だからこそ、守田や三笘、旗手、田中碧らは今、欧州の第一線でも日本代表でも活躍している。

 川崎の自主練は名物だ。まず、とても長い。真夏でも平気で2時間ほどやる。そして、コーチ陣も総動員。コンディション管理の概念に伴う「練習不足」などは、あり得なくなるだろう。ただただ技を磨き、監督の信頼を勝ち取るまでだ。(第3回に続く=鹿島担当・岡島 智哉)

◆鬼木アントラーズ展望【選手起用編〈1〉】鈴木優磨は2列目?鬼木監督が好むタイプは?川崎での起用法から考察(報知)






 そして「トップ下・鈴木優磨」も十分に考えられる選択肢だ。こちらが得られる情報を総合すると、ここに40番が入ることが想定されていると考えれば、いろいろと辻褄が合う。鬼木監督が中村憲剛、脇坂泰斗に任せていたポジションに鈴木優磨が入るとなれば、大きなサプライズとなる。


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◆鬼木アントラーズ展望【選手起用編〈1〉】鈴木優磨は2列目?鬼木監督が好むタイプは?川崎での起用法から考察(報知)







 鹿島は鬼木達氏を新監督に迎え、新シーズンを迎える。「鬼木アントラーズ」はどんなチームになるのか。かつて鬼木監督率いる川崎を担当していた記者が、新生・鹿島を展望する。第1回は【選手起用編〈1〉】としてFWとMFを取り上げる。

*  *  *

▽ストライカー

 川崎時代同様、鹿島でも4―3―3あるいは4―2―3―1を採用することになるだろう。いずれにしろ、センターFWは1枠だ。

 2連覇を果たした20~21年の黄金期において、レアンドロダミアンの存在感は際立っていた。ダミアンの稼働状況とチーム成績は、密接に絡み合っていた。

 編成作業のあれこれを聞く限り、レオセアラ(C大阪)が“ダミアン役”の筆頭だろう。鈴木優磨も当然候補だが、オプション起用になりそうだ(後述)。ポストプレーが持ち味ではない山田新や宮代大聖にも、指揮官は最低限の「下がって受ける」を求めた。田川亨介も、ここは避けて通れない。師岡柊生は決定力、徳田誉はポストプレーの精度が“鬼木式1トップ”の基準を満たしていない。成長とアピールが必要だ。

▽ウィング(サイドハーフ)

 「起点型」「推進型」の2枚を左右に組み合わせることが多かった。家長昭博と三笘薫、家長とマルシーニョ、等々。同タイプの同時起用には消極的だった。

 小林悠、知念慶(今は昔、FWだった頃)のウィング起用もあったことから、鈴木優磨や師岡のサイド起用も選択肢に入るだろう。

 ウィングに関しては、守備面のマイナス要素も多少は目をつむる傾向にあった。ポポヴィッチ氏の要求に手一杯だったチャブリッチと松村優太は(来季プレーできるとすれば)「推進型」としてチャンス到来かもしれない。

▽中盤

 トップ下を置くか、あるいはアンカーを置くか。理想は4―3―3の逆三角形だろうが、これを採用するには相応の編成、そして月日が必要だ(今季の川崎も途中で頓挫した)。現実的にはトップ下配置が有力か。

 川崎では、技術に秀でた大島僚太をアンカーに置き、守備力ピカイチの橘田健人をインサイドハーフに置いた時期もあった。この発想で言えば柴崎岳はアンカー、知念慶はインサイドハーフも可能だ。3枠の配置と組み合わせは、様々なテストを行った上で最適解を見つけていくことになるだろう。

 汗かき役ができる遠野大弥は、目立たないながら直近3季連続で30戦以上に出場するなど重宝されていた。この役目は樋口雄太が担えるか。ボールを運ぶという意味では、師岡の起用も面白そうだ。

 そして「トップ下・鈴木優磨」も十分に考えられる選択肢だ。こちらが得られる情報を総合すると、ここに40番が入ることが想定されていると考えれば、いろいろと辻褄が合う。鬼木監督が中村憲剛、脇坂泰斗に任せていたポジションに鈴木優磨が入るとなれば、大きなサプライズとなる。

*  *  *

 今季19得点でブレイクした大卒2年目の川崎FW山田新だが、1年目は起用が限られた。

 その背景には、セットプレーのストーンが苦手という理由があったと聞く(実際に失点に絡む試合があり、次の試合でベンチからも外された)。「当たり前」ができない選手は使われない。

 強化部が一念発起して獲得した選手でも、例えば強度が足りなかったチャナティップ、運動量に限界があったゴミスは起用が限られた。飛び抜けた長所があっても、短所がチームパフォーマンスに影響を及ぼすと考えれば、スパッと使わない。始動~開幕までの約1か月間、鬼木監督の目は鋭く光り続けるだろう。新指揮官の判断や、いかに。(第2回につづく=鹿島担当・岡島 智哉)

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