日本代表MF柴崎岳(ヘタフェ)が、12日に控えるパラグアイ代表戦に向けた意気込みを語った。
5月30日のガーナ代表戦、6月8日のスイス代表戦をいずれも0-2で落とし、2018 FIFAワールドカップ ロシアを前に不安が広がっている日本代表。2試合ともに途中出場した柴崎は、スイス戦では守備面で改善が見られた一方、「どちらかと言えば攻撃に課題があった」と指摘する。
「もっともっと改善できる部分がありました。回数に関して言えばガーナ戦よりもバイタルエリアへの侵入は上がってきていますが、問題はそこから先のラストパスだったり、1個前のパスの質という部分になってくると思います」
ただ、手応えがないわけではない。「周りから見てどう思われるか分からないですけど、内側からはガーナ戦よりも向上している部分は多くあると思います。よりオーガナイズされた部分が多かったのではないかな」と、チームとしての成長を感じている部分もある。だからこそ結果がほしい。
「分かりやすい形で成果を出すことができたら、この先にまた違った可能性が見えてくるんじゃないかなと思います。もちろん、僕個人としてのパフォーマンスも上げていきたい。目に見える結果を出して、なんとか自信をつけたい部分もあります。僕自身も試合に出たいですしね」。初のW杯でピッチに立つために、まずはパラグアイ戦でゴール演出を狙う。
パラグアイ戦では攻撃面の修正を…柴崎岳「なんとか自信をつけたい」