新加入のブラジル人MFセルジーニョがACLデビュー戦で移籍後初ゴール
鹿島アントラーズは28日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦で中国1部の天津権健と対戦し、2-0で勝利を収めた。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は今夏に加入したブラジル人MFセルジーニョのダメ押し弾を「記憶に残る一撃」と称えている。
元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトを擁する天津権健をホームに迎え撃った鹿島は、MF遠藤康がペナルティーエリア内に落としたボールをMFレオ・シルバが仕留めて先制。1-0で迎えた後半27分だった。
後方からの縦パスをDF安西幸輝がダイレクトで巧みに捌くと、セルジーニョがペナルティーアーク後方から思い切って左足を一閃。地を這うような低弾道のシュートは、反応した相手GKジャン・ルーの手の先を抜け、ゴール左隅に突き刺さった。
記事では、セルジーニョの強烈なミドルシュートに注目。「25ヤード(約23メートル)のロケットが爆発」と表現し、「ACLデビュー戦で記憶に残る一撃」と称賛した。
セルジーニョは7月下旬にブラジルの名門サントスから鹿島に加入。8月19日のJ1リーグ第23節横浜F・マリノス戦(1-0)でデビューし、続く第24節のジュビロ磐田戦(1-1)ではフル出場していた。新助っ人の嬉しい移籍後初得点は、クラブ史上初のACL準決勝進出に大きく近づくゴラッソとなった。