DVDでマスター! サッカー 鉄壁ディフェンス 学研スポーツブックス / 岩政大...
カタールW杯アジア2次予選モンゴル戦に6-0で大勝した日本代表だったが、試合終盤にはこれまでセンターバックの主力を担ってきたDF冨安健洋を負傷で失うアクシデントもあった。そこで代役の1人として期待されるのはDF植田直通(セルクル・ブルージュ)。背番号2は「チャンスをもらえるのであれば活かしていきたい」と意気込みを語った。
昨年夏のロシアW杯では、メンバー入りするも出場なし。昨年9月に発足した森保ジャパンでは主力を担っていくと思われたが、冨安の台頭と自身の負傷が重なったことでなかなか出番は訪れず、これまでの通算でわずか45分間の出場にとどまっている。
そうした中、冨安不在で迎える15日のタジキスタン戦。しかし、特別なモチベーションはないという。「まだまだ誰が出るかどうかは分からないけど、自分が出た時のために100%の準備をしていくのは普段と変わらない」と語った植田は目の前の出番にかかわらず、冷静にトレーニングをこなしていく構えを見せる。
試合が行われるスタジアムの人工芝ピッチには専用のスパイクを用意しているといい、「思っていたよりいい感じ。そこまで問題ない」と頼もしい表情。格下相手の戦いにも「アジアの戦いに簡単なものは一つもない。疲労のある選手もいるのでどう転ぶか分からない」と油断を排し、「100%の準備をして試合に挑むだけ」と力を込めた。
(取材・文 竹内達也)
◆冨安離脱でスタメン争い活性化…DF植田直通「100%の準備をして挑むだけ」(ゲキサカ)