日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年11月11日月曜日

◆【鹿島】大迫、2度目の4戦連発!後半ロスタイムV弾でV争い残った(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131111-OHT1T00031.htm



 ◆J1第31節 湘南1―2鹿島(10日・BMWスタジアム平塚) 鹿島は日本代表FW大迫勇也(23)の後半ロスタイム弾で湘南を2―1で下し、勝ち点を56に伸ばし優勝争いに踏みとどまった。2位の浦和はFW興梠慎三(27)の2ゴールも仙台に3―3で引き分け。横浜Mは主将のMF中村俊輔(35)の欠場が響き、名古屋に1―2で敗戦も勝ち点59のまま首位をキープ。1位から4位鹿島まで勝ち点差3の大混戦となった。J1優勝3回を誇る磐田は鳥栖に0―1で敗れ、94年のJ1参入から20季目でクラブ史上初のJ2降格が決定した。

 劇的勝利の中心に大迫がいた。わずか40秒足らずで、鹿島を優勝争いに生き残らせた。1―0の後半ロスタイム。10人の湘南にまさかの同点弾を浴び、誰もがこのまま試合終了だと思った。しかし、背番号9は「取り返さないと勝てない。ゴールに向かう気持ちを出した」とあきらめることなく、すぐさまゴール前へ。MF遠藤からのボールを受けると、ペナルティーエリア内で相手をかわし、冷静に右足で流し込んだ。

 クラブ史上初となる1シーズン2度目の4戦連発で今季18点目。エースとしての自覚が、得点量産につながっている。クラブ関係者によると、自身が点を取れなかったり、試合に負けたりすると、人一倍悔しがっているという。普段から積極的に声を出し、チームをけん引。先輩、後輩関係なく檄を飛ばす。プライベートでも若手を食事に連れて行くなど“兄貴分”として頼れる存在だ。そんな姿に遠藤も「苦しいときに決めてくれる」と信頼を寄せる。残り3試合。上位陣との勝ち点差は縮まり、大迫は「優勝するしかない。優勝しないと意味がない」と言い切った。

 結果を残し、いよいよ日本代表として欧州に乗り込む。1トップのライバルとなるC大阪の柿谷もこの日ゴールを決めたことを知ると「お互い頑張っていければ」と笑顔を見せた。「代表はまた違う。レベルの高い相手とできるので切り替えていく」。スタジアムを後にする際には、商売道具でもあるスパイクを忘れて帰りそうになり、マイペースぶりを発揮。オンとオフのギャップも魅力な23歳が、停滞感漂うザック・ジャパンに変化をもたらすはずだ。

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