日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年7月18日木曜日

◆日本のJリーグには、9年で8人も「欧州組」を出したクラブがある=中国メディア(サーチナ)






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 中国メディア・東方網は16日、サッカー・Jリーグ鹿島アントラーズに所属していたFW鈴木悠馬選手がベルギー1部のシント=トロイデンVVに移籍したことで、鹿島にとってこの9年で輩出した8人めの「欧州組」となったと報じた。

 記事は、シント=トロイデンVVが15日に鈴木選手の加入を発表したことで、スペイン2部FCバルセロナBに移籍したFW安倍裕葵選手、ポルトガル1部のポルティモネンセSCに移籍した安西幸輝選手に続き、今夏に鹿島から欧州に羽ばたいた選手はすでに3人となったことを紹介した。

 そして、2010年夏にDF内田篤人選手がドイツ1部のシャルケに移籍して以降の約9年間で、鹿島が計8人の欧州リーグ選手を輩出したことになると説明。その面々は内田選手や14年冬に1860ミュンヘンへ移籍したFW大迫勇也選手といったその後の日本代表の主力メンバーのほか、鈴木選手、安部選手といった新世代の選手まで幅広くいとしている。

 また、鹿島は特に昨年、今年の2年間で欧州に選手を送り出すペースを上げており、5人の選手を送り出したとも紹介。この状況からは、クラブとして有望な選手をどんどん欧州に輩出することが既定路線となっており、その人員の流れを見越した選手獲得のプランを立てていることがはっきりとうかがえると伝えた。

 記事はさらに、欧州リーグに移籍した元鹿島選手のうち5人は高校時代に鹿島スカウトの目に止まっており、年に1度の高校サッカー選手権や高校総体などがスカウトに対するアピールの場になっていたと紹介している。

 「1つのクラブから9年間で8人」という数字は、中国サッカーの現状を嘆く中国サッカーファンにしてみれば非常に刺激的なものだろう。そしてまた、将来有望な選手を高校時代からしっかりとチェックし、主力選手を欧州に輩出しても次々と新たな実力者が出てくる体制を構築しているクラブの姿勢にも、大いに感じるところがありそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)




◆日本のJリーグには、9年で8人も「欧州組」を出したクラブがある=中国メディア(サーチナ)




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