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11月16日(土) 第93回天皇杯 4回戦
鹿島 1 - 3 広島 (15:05/カシマ/5,710人)
得点者:28' 高萩 洋次郎(広島)、41' 塩谷 司(広島)、45'+1 高萩 洋次郎(広島)、79' 伊東 幸敏(鹿島)
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●本山雅志選手(鹿島):
「前でシュートを打てと言われていた。打ったのはヘディングの1本だけだったかな。ゴール前を固められて難しかった。1点取れて行けそうな雰囲気があったけれど。確かに、リーグ戦に向けて修正するところはあるけれど、悲観的にならないようにしたい」
●青木剛選手(鹿島):
「天皇杯での優勝を目指してやってきたので、この段階で負けてしまうのは不本意な形です」
Q:想像していたのとまた違う感じでしたか?
「相手が特徴を持ってくるなかで、ある程度、広島の特徴は試合の中で出てた部分もありますけれど…」
Q:広島の交代の仕方を見ると余裕を持って逃げ切った感じもしますが?
「向こうの交代の仕方がどういう意図を持っているのか僕はわかりませんけど、自分たちのホームで、しっかり天皇杯を勝って次のステージに進むという目標が今日はあったので、それが達成できなかったことに関して悔しい気持ちがあります」
Q:最終戦はまた同じ相手と対戦しますが?
「まずは最終戦を迎えるに当たって、自分たちが良い状態で迎えるというか、その前に2試合あるのでそこでしっかり勝って、最終戦もタイトルを、優勝を賭けたような戦いができる状態で迎えたい。まずはその前の試合を勝って、広島戦を迎えられれば良いなと思う。今シーズンは今日負けたことによって、残り3試合しか残っていないので、その3試合で全部を出し尽くしたいと思います」
●山村和也選手(鹿島):
「失点を早い時間というか、先に取られてしまって、自分たちのペースで試合を運ぶことができなかったかなという感じです。失点シーンは自分のところで簡単に裏を取られてしまったので、そこの反省と、そのあとにまた修正していけたら良かったんですけど2失点目を喫してしまったので、そこで試合の流れを掴めなかったかなと思います」
Q:なかなかマークを捕まえるのが難しかったですか?
「前線に5枚張ってきてるなかで少し自由にさせすぎたところはあります」
Q:それはディフェンスラインだけでなくパスを出す選手へのプレッシャーも含めて?
「そうですね。楔のボールに対して強く寄せてないところもありましたし、その前の部分で、コースを限定してということを声を掛けてできなかったので、そこは反省が残ります」
Q:リーグ戦最終節でまた同じ相手とやりますが?
「イメージはある程度できたので、次は必ず結果が出るようにしっかり修正して、対応していけたらと思います」
Q:12月の早い段階でシーズンが終わってしまうことが決まりましたが?
「天皇杯は勝って終わることができませんでしたけど、リーグが3試合残っているので、しっかり準備して、良い結果が出るようにコンディションを整えていきたいです」
●高萩洋次郎選手(広島):
「天皇杯は一発勝負なので、難しい試合が毎試合続くんですけど、それをものにできたことは、この大会の決勝に向けては良い流れではないかと思います」
Q:1試合2得点というのは記憶にありますか?
「J2のとき以来ですかね。僕の記憶では」
Q:1点目は?
「ナオくん(石川)がきれいに抜け出したので、そのまま決めてくれれば良い流れというか良い形のゴールでしたけど、やっぱりそこでセカンドボールを狙いながらゴール前に走れたというのは、ひとつの成果だと思う。そういう意味ではナオくんがあそこまで粘ってくれたことと、自分もあそこまで走れたことは評価できると思います」
Q:2点目については?
「かなり良い形でディフェンスラインからしっかり繋いで、ミカ(ミキッチ)のところで数的優位をつくってという形から良いボールが来た。(佐藤)寿人さんが良い形ですらしてくれたんで、タイミング良くゴール前に入れていて、あとは当てるだけだった。僕のところに来たときには、ほぼゴールになっていたかな、と思います」
Q:手応えは?
「サンフレッチェとしてぶれずに、この大会でも自分たちのサッカーをやり続けるということは、今年1年やり続けるということができてるので、こういう勝利に繋がると思っている。次のリーグ戦の試合でも続けて、内容も結果も着いてくるようにしたいです」
Q:リーグ最終節でも鹿島と当たります。意識したことはありましたか?
「意識したことは特にないです。リーグはリーグ、天皇杯は天皇杯で考えています。やっぱり同じ相手とすぐに2回やるのは難しいことだと思いますけど、今日みたいに相手が試合をして、『次、やりたくないな』と思うような試合をしたかったので、今日はそういうこともできたと思う。次に繋がる一戦だったと思います」
Q:リーグ残り3試合、その前によいきっかけになったと思いますが?
「鹿島もすごく良い相手で、力のあるチームだと思うので、そういう相手に勝てたということは次のリーグ戦3試合にも繋がってくると思う。これを良い流れにして、残り3試合で優勝できるようにがんばりたいです」
●塩谷司選手(広島):
Q:結婚されてから初めてのゴールだったと思いますが?
「テレビで見ていてくれたようです。そういうメールが入っていました。よかったです」
Q:天皇杯は、次は12月22日になります。
「こうやって勝ち進んで長くサッカーができるのはすごくいいことだし、このメンバーでサッカーできるのもあとちょっとなんで、できるだけ長くやりたいです」
Q:ゴールの場面は?
「カズさん(森崎和)がパスと言っていたんですけど、シュート性の速いボールを入れてきて、自分のところで上手くターンできて、前を向いたらディフェンスがいなくてシュートを打つだけだった。シュートはちょっと危なかったですけど、入って良かったです。ホームの試合ではゴールを取り消されたというのもあって、点を取りたいという気持ちがあった。ゴールという形で結果を残せたことはよかったです」
Q:このカードはリーグの最終戦でまた当たります。
「苦手意識を植え付けられたらなと思っていたので、前半からアグレッシブに戦えたし、試合内容的には完勝だったと思う。最終戦、どういう状況で試合になるかわかりませんけど、勝った方が優勝ということもありえる。そういう意味では苦手意識を植え付けられたな、と思います」
Q:水戸が近い鹿島で勝てた。なにか縁を感じますか?
「水戸時代、鹿島とはプレシーズンマッチを毎年やってるんですけど、1年目のときに、鹿島とやる前までは全然スタメンで使ってもらえなくて、鹿島戦で使ってもらったことがきっかけで開幕からずっと使ってもらえるようになった。なにか縁があるんじゃないかな、と思います」
Q:リーグ残り3試合に向けた手応えは?
「今日みたいに前半からアグレッシブに戦って、最後1点取られましたけど、リーグ戦ではもっと集中してしっかりゼロで抑えて、3試合全部勝つしかないと思っているんで、全勝目指してがんばりたいです。最後、みんなで笑えるように全部勝ちたいです」
以上