日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年1月5日日曜日

◆【鹿島】大迫、1860ミュンヘン移籍へ「成長するため」(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20140104-OHT1T00177.htm



 日本代表FW大迫勇也(23)=鹿島=がドイツ2部1860ミュンヘンへの移籍を決意したことが4日、分かった。早ければ6日に渡独、7日からチームの練習に合流する。今後、クラブ間交渉に入るが、複数年契約を結ぶ報告。ミュンヘンは鹿島との契約解除に必要な移籍金の満額7500万円(推定)を払う考えで、移籍成立に障害はないとみられる。

 大迫は昨年12月下旬、同クラブから獲得オファーを受けた。契約を2年残す鹿島との間で気持ちは揺れ動いた。以前から「成長するため」と海外への移籍希望を胸に抱いていたが、今冬に希望をかなえれば、若手への世代交代を図っている鹿島にも迷惑をかける。家族や関係者に相談し、悩んだ末にプロとして飛躍できる道を選んだ。

 ミュンヘンは現在2部の8位だが、1部昇格ラインである3位カイザースラウテルンとの勝ち点差は3で、昇格に手が届く位置につけている。後半戦に向け、フンケル監督は19試合18得点と低調だった攻撃陣の補強に着手。巻き返しの切り札として、大迫に期待している。

 6月のブラジルW杯メンバー入りを目指す上で、この時期にチームを変えるのは難しさもある。出場機会に恵まれない危険があるからだ。だが、大迫はリスクを承知で決断した。「サッカー選手として、より成長したい」。最後は信念が勝った。

 ◆大迫 勇也(おおさこ・ゆうや)1990年5月18日、鹿児島・加世田市(現南さつま市)生まれ。23歳。3歳からサッカーを始め、鹿児島城西高3年時に全国高校サッカー選手権で1大会個人最多得点(10点)を記録。09年に鹿島入団。日本代表は13年7月の東アジア杯中国戦でデビュー。J1通算139試合40得点。日本代表通算6試合3得点。182センチ、73キロ。

 ◆1860ミュンヘン 1860年設立。フンケル監督(60)が指揮。ドイツ・バイエルン州ミュンヘンが本拠地で、ホームスタジアムは同国1部の強豪・バイエルンと同じアリアンツ・アレーナを使用。04―05年シーズンから2部に降格、今季は19試合を終えて8位。ブンデスリーガ優勝1回(65―66年)、ドイツ杯優勝2回(41―42年、63―64年)。

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