日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年3月23日日曜日

◆浦和サポ200人が“出陣式”!興梠「無観客でも気持ちは一つ」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140323/jle14032305100003-n1.html



 サポーターが差別的な横断幕を掲げた問題でJリーグ初の無観客試合の処分を受けたJ1浦和は22日、さいたま市内で練習。対象となる23日の清水戦(埼玉)に向けたミーティングでは淵田敬三社長(59)自ら活を入れ、練習場には約200人のサポーターが訪れる異例の“出陣式”となった。

 3連休のど真ん中に、浦和の大原サッカー場を約200人のサポーターが訪れた。普段の2倍近い熱気。紅白戦で汗を流したイレブンに「頼むよ!」「がんばって!!」と多くの声がかけられた。

 「無観客でもサポーターと気持ちは一つ。何が何でも勝ち点3を取りたいです」

 エースのFW興梠慎三(27)が前節の広島戦に続く、2戦連発に決意を込めた。Jリーグ初の無観客試合となる清水戦。この日の練習前のミーティングでは淵田社長が、「次の試合が新生レッズの第一歩になる」と訓示。歓声なきスタジアムでのプレーを強いられる選手をねぎらいつつ、この一戦の持つ重要性を説いたという。

 当日はスポンサー広告を取り除き、代わりに浦和が推進するピッチ外のフェアプレー運動「SPORTS FOR PEACE」の表語を電光看板で流す。取材申請も殺到し、差別的横断幕が掲げられたホーム開幕の鳥栖戦(8日)の約230人を上回る、400人に迫る勢い。上空にヘリコプターを飛ばす社も出るという。 (浅井武)

当日は

 ★埼玉スタジアム 正午から午後7時まで敷地内は立ち入り禁止となり、周辺での応援もできない。さいたま市内の浦和公式ショップとオンラインショップも休業
 ★清水 本拠地のIAIスタジアム日本平で、午後3時から入場無料のパブリックビューイングを実施
 ★Jリーグ 村井満チェアマンは当初予定していた秋田出張を回避。関東近郊に残り浦和戦を含めた公式戦の統括役を担う。また、通常は1~2人しか派遣しない広報担当や運営担当も埼玉スタジアムには4人ずつ派遣予定。日本代表のザッケローニ監督の視察も予定されている

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