日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年12月6日土曜日

◆鹿島07年の奇跡再現へ/鹿-鳥34節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20141206-1405298.html

<J1:鹿島-鳥栖>◇最終節◇6日◇カシマ

 15時半キックオフ。

 【鹿島】3位鹿島は、逆転Vを信じて勝つことだけ考える。首位G大阪、2位浦和とは勝ち点2差で自力優勝はないが「奇跡」と言われる07年の優勝経験がある。勝ち点1差の首位浦和が、最終節で最下位の横浜FCにまさかの敗戦を喫し、清水に勝った鹿島がまくった。今回もG大阪の相手が最下位の徳島。これまでの成績を見れば引き分け以下に終わる可能性は低いが、鹿島は誰ひとり諦めていない。

 そのためには鳥栖戦の勝利が絶対条件だ。2点差以上つけ、G大阪と浦和が引き分け以下に終われば5年ぶり8度目の頂点に立つ。鳥栖との前回対戦(3月15日)は3-0で勝利。その時、豪快なミドルでプロ初ゴールを決めたMF豊川が再び先発予定だ。守備陣も、引退する元日本代表DF中田を笑顔で送り出すため完封を誓っている。今季の集大成。相手は4位と実力伯仲だが、きっちり勝って他会場から吉報を待つ。

 【鳥栖】鳥栖は必勝態勢で最終節鹿島戦に臨む。リーグ4位死守で念願のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)初出場へ望みがつながる大一番。だが、ボランチのMF藤田直之主将(27)、センターバックのDF菊地直哉(30)が出場停止、MF岡本知剛(24)も前節浦和戦のケガで欠場濃厚。代役で出場予定のMF高橋義希(29)、MF谷口博之(29)、DF小林久晃(35)が窮地打開に貢献できるか。日本代表FW豊田陽平(29)も得点王奪取の可能性がある鹿島戦にすべてを賭ける。12年の最終節に敗れ3→5位に転落した悪夢を繰り返すわけにはいかない。

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