日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年12月1日火曜日

◆[プレミアリーグEAST]1対2の状況でも収めて、突破した鹿島ユースFW垣田、優勝懸けた最終節は出場停止に(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?177519-177519-fl



[11.29 高円宮杯プレミアリーグEAST第17節 鹿島ユース 1-0 青森山田高 鹿島クラブハウスG]

 特に前半見せた存在感は絶大だった。青森山田高の強力な2CB相手に最前線で堂々と勝負を挑んでボールを収め、相手が食いついてくれば剥がして一気にゴールへと迫る。すでにトップチーム昇格が決まっている鹿島アントラーズユースの187cmFW垣田裕暉は「相手はどうしても後ろに2枚残すじゃないですか、自分は1トップでどのチームとやっても1対2とかでやるけれど、そこで『1対2だから負けて当たり前』とかそんなこと言っていたらチーム勝てないし、1対2でも勝っちゃうくらいになれればチームも楽だと思う」。決してコンディションは万全ではなかったものの、「試合に出たら自分の100%出そうと思った」と持ち味である走力も遺憾なく発揮してフル出場で首位奪取に貢献した。

 大柄だが、小中学校のマラソン大会で常に1番だったという走力の持ち主。その走力を活かしてスペースへの抜け出しを繰り返し、サイズを活かしたボールキープでも力を発揮してきたが、この日は突破、ボールを運ぶ部分も光る試合だった。「苦しい試合になると守備に追われる時間も増える。自分は前に残っているので、そこで時間作ってあげないとチームはもっと苦しくなるので、そこでファウル貰ったり、キープしたり、そういう時間をつくることが大事。ただFWとして収めているだけじゃ怖くないと思うし、収めるだけならここだけ遅らせようとか考えると思う。運べるなら運んだほうがいい。そしてシュートまで行けるならばシュートまで行くこと。一番最初の選択はゴールだと思っている」。

 サイズがある選手の特長である強さ、高さに関しては同系統の選手に絶対に負けたくないという思いがある。加えて技術、走力を武器とする選手にも負けないために磨いてきた技術、そして走力が違い生み出している。試合終盤のチームが苦しい時間帯でも前線で追い続けてくれる垣田はこの日もチームを助けていた。次の課題は1対2の状況で2枚目のDFをどうかわすか、そして確実に攻撃を完結させられるところまで持っていくことができるかだと考えている。

 試合終了間際に受けたイエローカードによって、優勝のかかる市立船橋高との最終節は累積警告で出場停止。チームに迷惑をかけた。だが、仲間たちを信じている。「一緒に毎日過ごして分かるんですけど、絶対に負けないと思います。このチームなら絶対に勝ってくれる。チャンピオンシップに連れて行ってもらう側になるんですけど、行ってくれると信じているんで、チャンピオンシップでしっかりと自分がチームのために活躍したいと思います」。仲間たちを信じて、「もう1試合」のために備える。

(取材・文 吉田太郎)

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