日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年9月18日日曜日

◆右SHで先発の柴崎岳が2点に絡む! 磐田に3発完封の鹿島が3戦ぶり白星(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?198849-198849-fl

[9.16 J1第2ステージ第12節 鹿島3-0磐田 カシマ]

 鹿島アントラーズがホームでジュビロ磐田に3-0で勝利した。これで鹿島は3試合ぶりの白星を飾った。

 第2ステージに入って1勝5分5敗の15位と苦戦を強いられている磐田は、DF大井健太郎が前節・神戸戦(3-4)で左足腿を肉離れ。苦しい状況は続くが、立ち上がりからFWジェイとMFアダイウトンを中心に鹿島ゴールに襲い掛かり、敵地で勝ち点3獲得を目指した。

 一方の鹿島は、2試合白星なしで計4失点と最近は安定感を欠いている様子。この試合では、MF柴崎岳を2列目の右に入れ、前線の活性化を狙った。すると前半24分、柴崎が放った右足ミドルはGKカミンスキーに弾き出されたが、これで得た右CKから先制点を挙げる。キッカーの柴崎が蹴り込んだボールをDF昌子源が迫力のあるヘディングシュートでゴールネットを揺らし、鹿島が先手を取った。

 これでリズムを掴んだ鹿島は、試合を優勢に進める。前半40分、カウンターからMF土居聖真がボールを前に運び、右に展開。MF永木亮太がダイレクトでGKとDFの間に鋭いグラウンダーのクロスを送る。だが、ファーに走り込んだFW赤崎秀平にわずかに合わず。同44分には、PA右の深い位置でGKカミンスキーと対峙した赤崎が中央に折り返すも、土居は頭で押し込むことができなかった。

 後半も意地と意地がぶつかり合う。鹿島は後半16分、カウンターから2対1の場面を作るも、金崎は中央を並走した赤崎にパスを出すことはできず、DFパパドプーロスにカットされる。磐田も後半20分、アダイウトンが相手のマークを受けながらも右足ミドルシュート。枠内に飛び、決まったかと思われたがクロスバーに嫌われた。

 一進一退の攻防が続いたが、後半27分に鹿島に追加点が生まれる。柴崎のスルーパスで抜け出した途中出場のFW鈴木優磨が倒されてPKを獲得する。これを鈴木が自ら蹴り込み、2-0とリードを広げる。さらに同32分には、左サイドの中央あたりでFKを獲得すると、MF小笠原満男がクロスを入れる。ニアのジェイの頭に当たったボールがそのままゴールに吸い込まれ、3-0とした。

 1点でも返したい磐田だが、後半42分にパパドプーロスがこの日2枚目のイエローカードを受け、退場。反撃ムードに水を差され、最後までゴールネットを揺らすことができなかった。これで磐田は2連敗。J1残留に前進することはできなかった。

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