日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年12月18日日曜日

◆鹿島MF小笠原、レアルをリスペクトしつつ「僕たちは勝ちに行く」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?205656-205656-fl



 鹿島アントラーズは17日、翌18日に行われるFIFAクラブワールドカップ2016決勝のレアル・マドリー(スペイン)戦に向けて横浜市内で前日練習を行った。練習は冒頭20分のみ公開され、選手たちは約1時間半のトレーニングをこなし、翌日に控える大一番に向けて調整を進めた。

 キャプテンのMF小笠原満男は「素晴らしいチームであることは間違いない」と対戦相手のレアルをリスペクトしつつも、「僕たちは勝ちに行きたいと思う。このチームは、そういうチームなので」とピッチに立つ以上、勝利だけを求めると静かに闘志を燃やす。

 今大会は初戦でオセアニア代表のオークランド・シティ(ニュージーランド)を2-1で下して勢いに乗ると、準々決勝でアフリカ王者マメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)を2-0、準決勝で南米王者アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)を3-0と2試合連続完封勝利を収めて決勝まで駒を進めた。

 躍進を続けてきたチームだが、「(レアルには)それ以上を出さないと勝てない。すべての面で上回らないと勝てないチーム」と気を引き締め直すと、「皆で一つになり、怖がることなく思い切り戦いたい」と力を込める。アジアクラブ初の決勝進出を成し遂げたチームは、再び歴史を塗り替えるため、“白い巨人”に挑む。

(取材・文 折戸岳彦)

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