日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年10月5日木曜日

◆W杯へのサバイバルを意識する大迫「僕自身、試されている立場」(ゲキサカ)




 ポジションが安泰とは思っていない。昨年11月以降、ケガの影響で欠場した2試合を除けば、国際Aマッチ6試合連続で先発している日本代表FW大迫勇也(ケルン)。来年6月開幕のロシアW杯に向けたサバイバルが本格化する中、自分自身も常に危機感と隣り合わせという意識でいる。

 センターフォワードではFW岡崎慎司が招集されず、ハリルホジッチ監督はFW杉本健勇とFW武藤嘉紀に「チャンスを与えたい」と語るなど、各ポジションでさらなる競争を促している。大迫は「みんなが試されている立場だと思う。責任あるプレーが求められるし、それをピッチの上で表現しないといけない。僕自身、そういう立場だと思う」と受け止める。

 指揮官からは常に「チームと代表ではやり方が違うが、そこはスムーズに切り替えてくれ。ゴール前に入っていく動き、姿勢、そこでの迫力、勢いを持ってくれ」と要求されているという。直近のリーグ戦で今季初ゴールを記録し、気持ちよく代表に合流。「まずはゴール。ゴールに向かう姿勢、ゴールを狙うところを僕が示さないといけないし、そこを出すことが一番」と意気込んだ。

 W杯予選が終わり、今後は本大会まで親善試合が続く。「予選のようなプレッシャー、緊張感はなくなることもあると思うけど、僕らには目標がある。その目標を達成するために取り組まないといけない」と表情を引き締めた。

(取材・文 西山紘平)

W杯へのサバイバルを意識する大迫「僕自身、試されている立場」

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