日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年4月29日日曜日

◆浦和オリベイラ監督、短期間で水をワインにできない(ニッカン)






<明治安田生命J1:浦和0-1湘南>◇28日◇第11節◇埼玉

 浦和レッズは湘南ベルマーレに20年9カ月ぶりに白星を献上し、オズワルド・オリベイラ新監督(67)の就任から2連敗となった。

 1点が最後まで遠かった。今季湘南への期限付き移籍を終えて浦和に復帰したMF山田直輝が先発して前半にチャンスを迎えるも、ペナルティーエリア内からフリーで放ったシュートはGKの正面を突いた。押し気味に試合を進めていたが、前半30分に右サイドを崩されて先制点を許した。

 後半開始と同時にMF長沢和輝を投入し、その後も13分と早い段階でDF宇賀神友弥、FWアンドリュー・ナバウトを出場させて攻勢を強めた。終盤はほとんどの時間を相手陣内でプレーしたが、FW興梠慎三のヘッドがGKの正面をつくなど、湘南の6本の倍以上となる13本のシュートも実らなかった。

 試合中に大声を出して顔をしかめる場面もあったオリヴェイラ監督は試合後「試合を通じて(攻撃の)形を作っても点が取れなかった。力強さが足りなかった」と振り返った。来日して1週間がたったが「短期間で水をワインにすることはできない。時間が必要だ」と、チームの成熟にはしばらく時間を要すると語った。


浦和オリベイラ監督、短期間で水をワインにできない




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