J1鹿島の内田はW杯に臨む日本代表の選手発表を受け、「膝は問題ないが、体全体(のコンディション)を見るとW杯のメンバーには入れなかった」と落選を受け止めていた。
今季、3大会連続のW杯メンバー入りを見据えて鹿島に復帰。日本代表への意欲を度々口にしていた。しかし古傷である右膝の状態は不安定で、離脱を繰り返した。現在は鹿島の全体練習に合流しており、「鹿島のために何ができるかちゃんと考えていきたい。サッカー人生は残り少ないと思うから」とクラブでのプレーに気持ちを切り替えていた。
選出されたチームメートの昌子、植田に対しては、「外国人とやれる強さと能力、頭の賢さは2人とも持っている」と太鼓判。また「行くからには試合に出てほしい。僕は(2010年)南アフリカ大会のときは出られなかったので」と期待を込めて話した。
国際Aマッチは74試合に出場。豊富な経験を持つ右サイドバックは日本代表へ「ここまで来たからには誰もけがで離脱しないようにと強く思う。23人、4年間頑張ってきたそれぞれのストーリーがあるので頑張ってほしい」とエールを送った。
(岡田恭平)
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