侍 俺の武器
|
攻撃の軸として欠かせない存在だ。大迫は17年以降の国際Aマッチでフィニッシュに関わるプレーが最も多い。シュート数24本、シュートアシスト(シュートに直結するパス)9回で、2つの合計は33回。2位・長友の27回、3位・井手口の24回を上回り、トップの数字を残している。
前線で体を張るポストプレーが魅力。抜群のキープ力で好機を演出するとともに、鋭い反転から自らフィニッシュに持っていく形もある。14年W杯ブラジル大会は1次リーグ第1戦コートジボワール戦、第2戦ギリシャ戦に先発したが不発に終わり、第3戦コロンビア戦は出場機会がなかった。ロシアは4年前の雪辱を期す舞台。代名詞の“半端ない”プレーを見せたい。
◆大迫 勇也(おおさこ・ゆうや)1990年(平2)5月18日生まれ、鹿児島県出身の28歳。鹿児島城西高から09年に鹿島入り。14年1月にドイツ2部1860ミュンヘンに移籍し、14年6月からケルンに所属。来季はブレーメンでプレーする。Jリーグ通算139試合40得点。国際Aマッチ通算27試合7得点。1メートル82、71キロ。