日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年6月23日日曜日

◆FIFA、イランに女性の観戦認めるよう通達 「最も基本的な原則の下で動く責任がある」(FOOTBALLZONE)






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ACLなどで状況に変化も、6日の親善試合では女性客が入場できず


 現在コパ・アメリカには森保一監督率いる日本代表とカタール代表のアジア勢2カ国が臨んでいるが、アジアの強豪として長年存在感を放っているのがイラン代表だ。そのイランと言えば競技場で男性だけしか観戦できないという“掟”があるが、FIFA(国際サッカー連盟)が女性にも観戦を認めるようにという“お達し”を出したと英公共放送「BBC」が伝えている。

 イランと言えば8万人超を収容するとされるアザディ・スタジアムを筆頭に、男性客が詰めかけて野太い声援を送る光景がお馴染みとなっている。これは宗教上の理由で女性の入場が認められてこなかった歴史がある。ただ同局はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)などでその状況が変わってきたことをこう伝えている。

「昨年10月、40年間の禁止の後、女性は初めてテヘランの試合観戦が許可された。11月にはペルセポリスが鹿島アントラーズ相手に敗戦したACL決勝戦では、何百人もの女性が観戦した」

 しかしこの流れに逆行したのは現地時間6月6日、シリアとの親善試合のことで、女性客が再び入場できず、多くのファンを当局が拘束した。これにFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長が遺憾の意を示し、以下の趣旨の文面を送ったという。

「我々は文化的なセンシティブさを認識しているとともに、世界中の女性に向けて、最も基本的な原則の下で動く責任がある。こういった面で進歩を続けていかなければいけない。2019年9月に始まるカタールW杯予選に、イラン人や外国人女性が観戦できるようになるための機会を設けてほしい」

 FIFAは「今後の試合でも同様の状況が発生しないよう、最善を尽くす」ともメッセージに付している。イスラム圏であるがゆえの文化的背景があるが、イランで行われるサッカーの試合に大きな変化が起こるのかもしれない。




◆FIFA、イランに女性の観戦認めるよう通達 「最も基本的な原則の下で動く責任がある」(FOOTBALLZONE)





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