日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年8月2日金曜日

◆メルカリ鹿島、ドローの船出 買収発表から一夜明け…三竿「僕らはピッチで集中」(サンスポ)






血を繋げる。 勝利の本質を知る、アントラーズの神髄 [ 鈴木満 ]


 明治安田J1第16節最終日(31日、浦和1-1鹿島、埼玉)前日7月30日にフリーマーケットアプリ大手のメルカリによる経営権取得が電撃発表された鹿島は、アウェーで浦和と1-1で引き分けた。後半32分にFW伊藤翔(31)が先制。終了間際に追いつかれたものの、突然の買収劇に動じた様子は見せなかった。川崎はアウェーで広島に2-3で敗れ、16試合ぶりの黒星で今季2敗目となった。

 突然の“買収”騒動から一夜明け、熱帯夜の埼玉で声援を送る鹿島サポーターの声が響く中、後半19分から途中出場したFW伊藤が同32分に頭で押し込んで先制。もやもやを吹き消した。

 「ゴール? そこまではよかった。でも、追いつかれて引き分け。コメントしづらい…」

 終了間際に追いつかれ渋い顔。それでも、敵地で強敵の浦和相手にドローとした。シーズン途中に飛び込んできた、メルカリへの“身売り騒動”。異例の事態にも選手は果敢に戦い、最低限の結果を出した。

 7月30日の会見で、新筆頭株主となるメルカリの小泉文明社長兼COO(38)は「鹿島のフィロソフィーは大事にしたい。大物選手の獲得も現在は考えていない」と断言。20冠を獲得したチームの強化、運営部門は変えない方針を示し、J1神戸のように大金をはたいての大物外国人の補強計画も否定した。


 選手には同日の全体練習後に伝えられたという。ゴールを決めた伊藤は「会社から説明がありました。試合への影響? なかったと思う」と冷静。鹿島ユース出身のDF町田は「(ユースの施設が充実することに)それはうれしい。若手がどんどん育ってほしい」と期待した。

 「僕らはピッチで集中するだけですから」

 日本代表MF三竿が、こう決意表明。小泉社長とジーコ・コーチ兼テクニカルディレクター(66)も視察した試合で、鹿島が新たな一歩を踏み出した。 (宇賀神隆)

後半44分から出場してJ1デビューを果たした鹿島FW上田(法大)
「点を決めて勝ちたかった。ゴールに直結するプレーや、動き出しの部分を見てもらいたい」

メルカリ

 2013年2月1日設立。本社は東京都港区。スマートフォンから誰でも簡単に売買が楽しめる日本最大のフリーマーケットアプリを日本と米国で運営。月間利用者数は1000万人超、年間売買金額は300億円以上で、昨年6月に東証マザーズへ上場した。社名の「mercari」はラテン語で「商い」を意味する。代表取締役会長兼CEOは山田進太郎氏。


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