日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年8月5日月曜日

◆鹿島の次に買収されるJクラブはどこか? ベンチャー企業が熱視線(zakzak)






平畠啓史 Jリーグ54クラブ巡礼 ひらちゃん流Jリーグの楽しみ方[本/雑誌] /...


 次に買収されるクラブはどこか!? J1神戸のオーナーの楽天・三木谷浩史会長兼社長(54)は2日、同社が主催するビジネスカンファレンス「Rakuten Optimism 2019」(パシフィコ横浜)に参加。フリーマーケットアプリを運営する「メルカリ」(東京港区)が約16億円でJ1鹿島を買収したことについて「メルカリさんが(Jリーグに)ベンチャーの仲間として参入してきてくれた」と歓迎の意を示した。

 この日はJリーグの村井満チェアマン(60)、J2町田のオーナーでもあるサイバーエージェント・藤田晋社長(46)、プロ野球ヤクルトの元監督の古田敦也氏(53)もゲストとして登壇。

 藤田社長は2018年10月、約11億4800万円でJ2町田の株式の80%を取得した。本拠地の町田陸上競技場を初めて訪れた時は「駅から遠いし、山の中にあるし、こりゃ大変だと思った」と当時を振り返った。

 しかし、J1神戸が33億円かけて元スペイン代表のスーパースター、イニエスタを獲得したことで「こういうお金の使い方があるのだと思った。イニエスタが(町田に)来たら、頑張って見に来てくれるサポーターも増える」と話した。

 さらに藤田社長は「メキシコにいても豪州にいても、僕は(元日本代表の)本田圭佑を見てみたいと思っていた」と意味深発言。「早く神戸さんに追いつきたい」と今後の大型補強の構想も口にした。

 Jリーグの観客動員は4年連続で1000万人の大台突破し好調を維持。その要因のひとつに「ビッグネームの加入」(村井チェアマン)がある。三木谷オーナーも「給料が高い中国リーグよりも、(環境の良い)Jリーグに行きたいと言っている選手が多い」と明かす。

 気になるのは、次に買収されるJクラブだ。三木谷オーナーはプロ野球界について「いびつな構造がある」と指摘。ベンチャー企業は今後もJクラブ買収に走るとみている。親会社の日産が大規模なリストラ計画を発表したJ1横浜、補強を渋りOBの名波浩監督が退任することになった同磐田などが買収候補として取り沙汰されている。

 プロ野球では、11年オフにDeNAがTBSから球団を買収した際、球団株式取得に約65億円、日本野球機構(NPB)に保証金などとして30億円を支払った。それだけになおさら、10億円台で買収できて実入りが期待できるJリーグクラブへのラブコールが高まっている。(夕刊フジ編集委員・久保武司)




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