日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年1月15日水曜日

◆元鹿島チョン・スンヒョン「Jリーグではファンに愛された。一番記憶に残るのは…」(スポーツソウル)



チョン・スンヒョン Jung Seung-Hyun


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「ACLで優勝したとき、“このためにサッカーをしてきた”と感じた」

今年の冬、古巣の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)に戻ってきた韓国代表DFのチョン・スンヒョンは、自身の成長の足場になったJリーグ時代に言及し、ACL優勝の思い出を何度も口にした。

チョン・スンヒョンは最近、蔚山の冬季キャンプ地タイ・チェンマイへ発つ前、仁川(インチョン)国際空港で取材陣と会い、「ACLという大きな大会で多くの注目を集め、ファンに愛された。優勝後、クラブ・ワールドカップにも出場して世界的な選手と試合したことは一番記憶に残る。蔚山はユース時代から知るチームだが、ここでもACL優勝を果たしたい」と語った。

蔚山ユースチームである現代(ヒョンデ)高校を卒業し、2015年に蔚山現代でプロ・デビュー。1年目は18試合に出場した。

ただ、錚々たる先輩たちとの競争に困難を経験したチョン・スンヒョンは、2017年にJリーグに舞台を移した。

それが「神の一手」になった。サガン鳥栖(2017~2018年)、鹿島アントラーズ(2018~2019年)で活躍した彼は、主力として経験値を引き上げた。

特に2018年の鹿島ではACL優勝を経験し、同年のクラブ・ワールドカップでレアル・マドリードと激突するなど“夢の舞台”にも立った。

1対1と空中戦に長けたチョン・スンヒョンの才能が輝きを発揮し、ロシアW杯最終エントリーにも合流。2019年はアジアカップの舞台も踏んだ。

ただ、キム・ヨングォン、キム・ミンジェらが支える韓国代表では、主にバックアップ要員としてベンチを守った。日本で成長して古巣に戻ったチョン・スンヒョンは、蔚山で全盛期を迎え、A代表の主力に跳躍したいという決意だ。

「蔚山で育ったので、ここで優勝するのが当然のような夢だった。(海外生活を終えたあとは)蔚山に戻らなければならないという思いが強かった」

親友であるキム・スンジュン(慶南FC)の助言で古巣に復帰することになったという報道については、「スンジュンと話したのは(蔚山との契約書に)署名してからのこと。僕はスンジュンから助言を受けていない」と笑った。

チョン・スンヒョンは蔚山に戻る前、キム・スンジュンをはじめ、かつてのチームメイトと連絡を取り合った。かつて同じ釜の飯を食べたチームメイトが蔚山を去った現実が残念なのも事実だが、チョン・スンヒョンは言った。

「親しい友人や同期がたくさん離れたが、それでもユン・ヨンソン先輩と時々連絡しながら過ごしてきた。昨年の蔚山は(守備面で)トップクラスのレベルの試合を展開したが、学ぶという姿勢でチームメイトたちの長所を吸収しながら最善を尽くしたい」


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