日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年6月2日火曜日

◆【鹿島】土居聖真の個人的見解。無観客試合での“あのドイツ式応援”はもしかすると…(サカノワ)





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7/4リーグ再開決定。「僕ら以上に待ち望んでいてくれた方たちに、楽しい試合を一つでも多く届けたい」


新型コロナウイルスによって中断していたJ1リーグは7月4日に再開することが決定した。鹿島アントラーズのMF土居聖真は、「どのチームも、どの選手も、僕自身も『やってやろう』という意気込みが強いと思います。個人的には、僕ら以上にサッカー、Jリーグを待ち望んでいる方たちがいると思うので、その皆さんに楽しんでもらえるような試合を一つでも多く届けられるように、勢いと盛り上がりを根差すための再開にしたいです」と意気込みを示した。

茨城県に発出されていた緊急事態宣言の解除とともに、鹿島は全体練習を再開させた。とはいえ、やはり選手たちにとってピッチから離れていた約2か月に及ぶ長いブランクは否めない。

「練習は再開して間もなく、フィジカル的にキツい要素の多いメニューが多く、みんなで鼓舞しあって、雰囲気は非常に明るいです」

土居はそのように選手間で団結し合っている様子を伝える。

ただ、コンディションをしっかり高めることは大切だと認識する。全体練習1週間で再開させたドイツ・ブンデスリーガは、いきなり8人が負傷したという。それだけに負傷明けである土居は「僕も怖いところ。僕のようにケガをしていた選手もいますし、再開が夏場でもあるので、ちょっと気温が上がってきて、どうなのかなという一つの不安材料はあります」と、率直な思いを語る。

また、最初のリーグ2試合は無観客で開催され、その後、政府の見解をもとに7月10日以降は観客を段階的に迎え入れていくという予定だ。無観客試合について土居は、「個人的には、まずはそうやってやるしかないですし、試合をやれることに有難いと感じています。ただ、どうしてもスタジアムに観客がいないところにフォーカスしてしまうと、公式戦という感じではなく、練習試合感が出てしまっても、しょうがないかなと思っています。緊張感に関しては、どうなるか分からないので、それを含めて楽しめればと思います」と語った。

そしてドイツのボルシア・メンヒェングラッドバッハでは、段ボールにサポーターの顔写真を貼ってスタジアムに並べるというスタイルで話題を集めた。ただ土居はその“顔写真スタイル”について、「もしかするとスタンドを見て笑ってしまうかもしれないです……」と、話題性を集める方策としてはありだが、選手が試合に集中するためには難しい面もあるかもしれないという個人的な見解を示していた。

J1リーグの新たな日程は、6月15日に発表される。






◆【鹿島】土居聖真の個人的見解。無観客試合での“あのドイツ式応援”はもしかすると…(サカノワ)




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