日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年12月18日金曜日

◆「年俸300万ユーロでも余裕だ!」広州富力が鹿島のエヴェラウド獲得に本腰と中国紙が伝える(サッカーダイジェスト)






中国リーグは来季からサラリーキャップ制を導入


 12月14日、中国サッカー協会が重大発表を行なった。中国超級リーグ(スーパーリーグ)を筆頭とする全プロリーグの選手に対して、サラリーキャップ制を導入すると決定したのだ。

 なんと実効は2021年シーズンからで、年明けの1月1日からスタートするという急展開。中国籍選手の年俸上限は500万元(約7900万円)に、外国籍選手の年俸上限は300万ユーロ(約3億7500万円)に設定され、違反をすると大幅な勝点剥奪や出場停止処分などの厳罰が下される。

 同協会のチェン・シューアン会長は「スーパーリーグに所属するクラブの支出は、韓国(Kリーグ)の約10倍、日本(Jリーグ)の約3倍だ。にもかかわらず我らの代表チームは彼らに大きく水を開けられている。マネーゲームを終わりにしなければならない」と話し、代表チーム強化への投資を促したい意向を示した。

 現在の国内年俸トップは、上海上港の元ブラジル代表MFオスカールの2400万ユーロ(約30億円)で、各クラブのエース級の外国籍選手はほぼ全員が10億円以上の年俸で契約。今後各クラブにはサラリーキャップを念頭に置いた強化が求められ、いわゆるビッグネームの乱獲は過去の逸話となっていくと見られる。

 そこで今回、中国の全国スポーツ紙『新浪体育』が報じたのが、Jリーグで活躍するブラジル人ストライカーにまつわるトピックだ。鹿島アントラーズのFWエヴェラウドで、その獲得に本腰を入れているのが、2020年シーズンのスーパーリーグを6位で終えた広州富力だという。

 チームには現在、ベルギー代表MFムサ・デンベレやセルビア代表DFドゥシュコ・トシッチらが籍を置くが、今回のサラリーキャップ制では複数年契約者にも段階的な大幅減俸を義務付けており、退団は必至の情勢だ。元オランダ代表のジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督はすでに契約解除されており、指揮官のポストも空席のままである。

 そんななか、広州富力は上限以下で即戦力となりうる新たな助っ人を物色中。白羽の矢を立てたのが、目下J1リーグで得点ランキング2位(17得点)につける29歳だったのだ。

 同紙のラオ・クイ記者は「広州富力は1年目のJリーグで結果を残しているエヴェラウドに早くから関心を寄せてきた」と前置きし、「情報では彼の年俸は上限とされる300万ユーロをずいぶん下回るという。かなり余裕があるため、クラブは獲得に手応えを感じているようだ」と伝えている。

 当のエヴェラウドは鼻骨を骨折して一時的に戦線を離脱。だが今季最終節(12月19日)、ともに3位(ACL出場圏内)の可能性を残すセレッソ大阪との大一番には復帰する予定で、一躍ブレイクした一年をどんなパフォーマンスで締めくくるのかに注目が集まる。

 ちなみに夏にも、グレミオやアトレチコ・ミネイロなど母国の強豪クラブがエヴェラウドの引き抜きを画策した経緯があり、かなりの人気銘柄となっているのは確か。中国からの関心だけでなく、周辺が騒がしくなりそうな気配だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




◆「年俸300万ユーロでも余裕だ!」広州富力が鹿島のエヴェラウド獲得に本腰と中国紙が伝える(サッカーダイジェスト)





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