日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年12月12日土曜日

◆SB小澤とMF小川が初招集!エース須藤含め、昌平高から最多タイの3選手がU-18代表候補合宿へ(ゲキサカ)






 12日、日本サッカー協会はU-18日本代表候補合宿(13日~16日、高円宮記念JFA夢フィールド)メンバー35人を発表し、昌平高と京都サンガF.C.U-18からそれぞれ最多3選手が選出された。

 昌平のSB小澤亮太(3年)とMF小川優介(3年)は、ともに初の年代別日本代表候補選出。小澤は「びっくりしました。代表に入るのは本当に夢で、まさか入れるとは思っていなかったんですけれども、自分の良さを存分に出せて行けたらと思っています。(3人いることは)心強いです」。初選出で緊張しているというが、思い切りアピールする意気込みだ。

 今年の昌平の3年生は、同じく今回のU-18日本代表候補合宿にも選出されているエースMF須藤直輝主将(3年)と小川が鹿島内定。またFW小見洋太(3年)が新潟、MF柴圭汰(3年)が福島へそれぞれ進むことが内定している。一方で大学進学組の小澤は、反骨心がエネルギーに。今回、須藤、小川とともに臨むU-18日本代表候補合宿へ向けて「(2人に)負けたくないという気持ちがあります。ミスとか気にせずに攻撃と、あと1対1の守備がウリなので、そういうところにこだわっていきたいです。(特に)縦への推進力あるドリブルを見てもらいたいです」と力を込めた。

 一方の小川も驚きの初選出だ。「正直、代表というのは全く考えていなくて、自分の中で選ばれるとは全く考えていなかった中での招集だったのでびっくりしました」と明かす。今年9月に常勝軍団・鹿島からオファーを受けた際と「ほぼ同じ感覚」の驚き。11月の選手権予選では怪我もあり、思うようなプレーができていなかったというだけに本人は今回の選出を意外に感じたようだ。

 それでも、中盤中央で見せるテクニックや、相手の逆を取る感覚は世代トップレベル。「須藤とか(小見)洋太とか選ばれているのもあって、自分も選ばれたい、行ってみたいという気持ちがあったので凄く嬉しいです。行くからには自分の特長であるドリブルを見せたいと思います。自分はいつもこういうところでチャンスを掴みきれないというのがあるので、最初から自分の力を発揮して、自分のプレーを見せたいと思います」と代表でのアピールを誓った。

 また、中学時代から年代別日本代表候補に選出されている須藤は、「色々な選手とやればたくさん学びもあるし、たくさん刺激も受けると思うので楽しみにしています。何か学んでチームに戻って来れたらプラスになるので、良い機会なんじゃないかと思います」。トリッキーなドリブルを駆使する昌平のエースは、選手権で対戦する可能性のあるライバルやJクラブユース勢から学んで、選手権で勝ち抜くための力にする考えだ。

 小川も「ボランチで選手権に出る人もいると思う。この合宿で違いを見せて優位に立ってやってやろうというのはあります」。まずは各トレーニングで、それぞれが状況を考えながら自分の力を最大限に発揮すること。そして、選手権やその先に繋がる4日間にする。
 
(取材・文 吉田太郎)




◆SB小澤とMF小川が初招集!エース須藤含め、昌平高から最多タイの3選手がU-18代表候補合宿へ(ゲキサカ)





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