日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年2月17日木曜日

◆鹿島・荒木遼太郎、目標は「10ゴール10アシスト」…パリ五輪世代が国内組W杯メンバー入り貪欲に狙う(報知)






 明治安田生命J1リーグが18日、川崎―FC東京(等々力)のカードで開幕する。スポーツ報知では、日本が出場権に王手をかけている11月のカタールW杯に向け、J1サッカー担当12人が“イチオシ”の国内組W杯メンバー候補を投票する「森保監督必見!国内組推しメン総選挙」を実施。1位にはパリ五輪世代のMF荒木遼太郎(20)=鹿島=が輝いた。全登録選手のデータ、開幕予想布陣、戦力分析など今季のJリーグの見どころをお伝えします。

 堂々の1位に輝いたのは、鹿島MF荒木だ。プロ2年目の昨季、36試合出場10得点7アシストと躍動。特にサイドから慣れ親しんだトップ下へポジションを移すと、攻撃のスイッチ役としてより際立った。狭いエリアでボールを受け、味方に送るパスやシュートは絶妙で、ベストヤングプレーヤー賞にも選出。志願して10番を背負う今季は、厳しいマークも覚悟の上「(目標は)10ゴール10アシスト。期待も高くなるけど、その期待に負けないように」と挑む。

 熊本ジュニアユース時代、鳥栖―鹿島の試合を観戦した。荒木の目をくぎ付けにしたのは、かつて鹿島の10番を担った日本代表MF柴崎岳だった。ポジションはボランチで違ったが、「積極的に前に進んで、攻撃の場面はどこにでもいるように見えた。目指すべきところはあそこだ」と指標に。「いかに逆算してシンプルにゴールへ向かうか」道筋を常に意識し、「1本のパスで流れを引き寄せる」プレーを志した。

 ルーキーイヤーの開幕戦でデビューし、0―3と完敗した。「プロの厳しさを痛感した」と並んだ数々の反省。ただ、敗戦後に見せた目つきからは「ここで終わるわけにいかない」と、はい上がるたくましさや気迫がみなぎっていた。あれから2年。荒木らしく前向きに、壁を越えてきた。

 1月は日本代表候補合宿に招集され、「食らいついていきたい」と日の丸をくっきり見据えるようになった。「守備の強化」など課題も多い。それでも世代を引っ張る存在となり、「一番の目標」であるW杯を貪欲に狙う。期待も込めて、“まだまだやれる”と20歳の伸びしろを信じている。

 同世代では清水MF鈴木唯人、松岡大起もランクイン。飛び級でU―22日本代表に入ったFC東京のMF松木玖生は、高卒ルーキーながらセカンドボールの奪取力を武器に開幕から中盤のレギュラー争いを繰り広げ、爆発的に成長する可能性を秘める。2年半後の五輪へ、「タフなチーム、優勝を目指すグループを作る」という同代表の大岩剛監督の下、チームも本格始動。競争の激化は必須だ。今シーズン、Jの舞台でパリ世代が爪痕を残す。(小口 瑞乃)

 ◆ポイント(P)集計方法 J1担当記者12人が1~5位までを選出。投票基準は“予想”ではなく“願望”。1位が5P、2位が4P、3位が3P、4位が2P、5位が1Pとして集計。1月下旬~2月上旬のW杯アジア最終予選・中国戦、サウジアラビア戦の招集選手(大迫勇也、長友佑都、酒井宏樹、権田修一、谷口彰悟、山根視来、中谷進之介)は対象外。


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