明治安田生命J1第3節 鹿島1―0柏 ( 2022年3月6日 カシマ )
サポーターの不安を一蹴した。前節川崎F戦で失点につながるパスミスを冒した鹿島のDF関川郁万(21)が今季初のクリーンシートでの勝利に貢献。「本当に悔しくて、1週間苦しかった。岩政監督代行からラストチャンスと言われていた。それに応えられて無失点で勝てたのは良かった」と胸をなで下ろした。
川崎F戦では前半2分、関川の軽率なパスミスから失点し、チームはリズムを崩して0―2と完敗。関川自身も前半で交代という屈辱を味わったが、この日は目の色を変えてボールに食らいついた。
「チームに迷惑を掛けていた。取り返さないとという思いで臨んでいた」
守備だけではなく、攻撃にもリズムを作った。前半25分、ボールを奪取した関川がFW鈴木優磨(25)を目がけてロングパスを供給。惜しくもDFにカットされたが、抜ければ1点というシーンも演出した。
◆鹿島DF関川 前節の致命的ミス乗り越え無失点勝利に貢献「ラストチャンスと言われていた」(スポニチ)