<明治安田生命J1:浦和1-1鹿島>◇第14節◇21日◇埼玉ス
鹿島アントラーズは、先制しながらもその後の好機を決めきれず、浦和レッズと引き分けた。
鹿島は前半6分、MFアルトゥール・カイキがFW上田綺世のシュートのこぼれ球を押し込み先制。その後も高い位置でボールを奪って鋭い攻撃を繰り出した。だが、前半終了間際、鹿島DF関川郁万がペナルティーエリア内で浦和DF明本のクロスを手に当て、VAR判定の末、ハンドの反則。PKを与えると、浦和DFショルツに決められ同点に追いつかれた。
終盤は鹿島の足が止まり、失点の危機はあったが、何とか引き分けた。
鹿島の関川が試合後に会見に臨んだ。「負けなかったことはよかった」とした上で「もっと勝ち点をこぼさないという戦い方や、ゲーム運びが大事になっていく」と課題を挙げた。関川の主な一問一答は以下の通り。
-PKを与えて気持ちの切り替えは
関川 「前半の終了間際に手に当たってPKだった。ハーフタイムで気持ちを切り替える時間はたくさんあった。みんなからも声をかけてもらったので、少しずつ、いつものようなプレーはできてきた」
-この一戦を今後、どうつなげたいか
関川 最後、カウンター合戦みたいになった。そこは、自分たちが思い描いていた試合の流れではない。まず、負けなかったのは、今日の1番の収穫だった。優勝するチームはこういう試合を勝ちに持っていく。長い1年の試合で、もっと勝ち点をこぼさない戦い方、ゲーム運びは大事になっていくと思う。
-少し前でボールを奪ったり、運ぶことができないことがあった。どう克服していくか
関川 全部が全部、前から奪えるわけではない。シュートまで持っていかれる場面もある。今日はサポーターの人数が多くて、声が聞き取れないこともあった。これから、声だし(応援)がありになっていくと、さらに難しくなる。ボディーランゲージだったり、試合前や試合中、ちょっと空いた時間でコミュニケーションを取ることが大事だと思う。
◆【鹿島】関川郁万「サポーターの人数が多くて声が聞き取れないことも」今後の課題口に/一問一答(ニッカン)
『最後、カウンター合戦みたいになった。そこは、自分たちが思い描いていた試合の流れではない。まず、負けなかったのは、今日の1番の収穫だった』
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) May 22, 2022
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