日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年7月3日日曜日

◆「スペシャルな選手」上田綺世が抜けても…鹿島は上位対決制し首位追走!(ゲキサカ)






[7.2 J1第19節 柏1-2鹿島 三協F柏]

 今シーズン、名古屋グランパスから鹿島アントラーズへと移籍してきたDFキム・ミンテは、開幕戦から3試合連続で先発フル出場を果たしていたが、その後はJ1では途中出場とメンバー外を繰り返していた。しかし、前節の古巣戦で15試合ぶりにスタメンに復帰すると、柏戦では2試合連続でスターティングメンバーに名を連ねた。

 スコアレスで迎えた前半アディショナルタイム2分には、MF樋口雄太のCKをニアサイドで頭で合わせ、移籍後初得点でチームに先制点をもたらした。

 6年ぶりのリーグ制覇を狙う鹿島は、首位の横浜FMを勝ち点3差で追いかけている。5位・柏レイソルとの上位対決を前に、リーグトップの10得点を挙げているFW上田綺世が、ベルギーのセルクル・ブルージュへ移籍。「日本代表のストライカーがいなくなるのは、苦しくなるのは間違いない」と、キム・ミンテはチーム力のダウンを認める一方で、「昨日、チームメイトみんなで集まって、ミーティングをした」という。

 上田とともに鹿島の攻撃を牽引していたFW鈴木優磨は、「スペシャルな選手が抜けたいま、泥臭い試合、1点差だったり、全員で戦って勝っていく試合を目指していくのは、みんなで話をしました」と、後半戦の戦いを示唆した。その言葉通りに、同点に追いつかれたものの、終盤に決勝点を奪い、1点差での勝利をつかんだ。

 Jリーグでのプレーは9シーズン目になるキム・ミンテは、「鹿島アントラーズなので、成功してきた選手ですし、Jリーグを代表する選手たちがたくさんいる。形はかわるかもしれないですけど、綺世がいない分。自分たちの力が出せればJ1優勝に近づいていけるのではないかと思っています」と、自信をのぞかせた。

(取材・文 奥山典幸)





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