日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年10月17日木曜日

◆【第93回天皇杯 3回戦 浦和 vs 山形】奥野僚右監督(山形)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00163097.html

10月16日(水) 第93回天皇杯 3回戦
浦和 1 - 2 山形 (19:00/浦和駒場/5,890人)
得点者:39' 伊東 俊(山形)、41' 阪野 豊史(浦和)、67' 宮阪 政樹(山形)、76' 邦本 宜裕(浦和)、79' ロメロ フランク(山形)
★天皇杯特集
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●奥野僚右監督(山形):

「次の4回戦にコマを進めることができて、非常に選手たちの努力というものが形になって表れるいい試合ができたと思っております。先に先取点を取りながらも2度追いつかれて、でも3度引き離すというところができた。非常に攻撃的なチームでしたけれども、それ以上にこちらの攻撃的な姿勢、攻撃的な守備というものを表現することができたと思っております。今日の最大の目的は、4回戦にコマを進めるというところ。それを本当に達成できたということで、非常に満足してます。ありがとうございました」

Q:「3度引き放すことができた」という要因は、選手のどのようなプレーに感じましたか?
「見ていただいてわかるように、いっぱい走ろうということを今日ミーティングで言いました。それと同時に、積極性を出していこうということで、中で本当にそういう努力をしてくれた。そういったところがタフさにつながったんじゃないか。球際のところでも一人ひとりが戦ってくれて、また非常に相手の陣形というのが守備のしづらい陣形を取られるわけですけれども、そういったところでも全員がボールを中心となった攻撃と守備でカバーできた。得点後、すぐにフリーキックから失点をしたわけですけれども、そういった部分はハーフタイムに、『あれは事故だ』ということで、切り換えて次にいこうという話もしました。それと同時に、前半やっていた攻撃の自分たちの姿勢であったり、守備のスライドとプレスというものをとにかく突き詰めていきたいという思いがありましたね。それを本当に選手たちの、また繰り返しになりますけれども『努力』がそういう試合の結果に表現されたのではないかなと思っています」

Q:今日は守備のところで対策を考えられている印象を受けましたが、宮阪選手を右サイドハーフで起用した目的と、守備全体でよかった部分をもう少し具体的にお願いします。
「右のハーフに宮阪君を起用したというところは、この水曜日、日曜日と試合が続きます。どちらも僕らにとって大事な試合で、どっちも勝ち上がりたい、勝点を取りたい試合でした。そういったところで、今回メンバーを多少変更したわけですけれども、もともと宮阪君はボランチの選手ですけれども、やはり思いきりの良さであったり、ゲームを見る力であったり、出ていくところ。そしてそういったプレー、特に守備でも攻撃でもやり続けられるという忍耐力がありますから、そういった部分を全力で表現してほしいと。非常に自由な形で、運動量多く、積極的にプレーしてくれるんじゃないかなという思いと、見ていただいてわかるように、そういうプレーを表現してくれたんじゃないかなと思います」

Q:中3日で札幌戦がありますが、今日の収穫、札幌戦につなげられるものはありますか?
「当然、札幌さんも天皇杯でジュビロさんに勝たれてますし、僕たちもJ1のチームを倒してこの週末の札幌戦に向かっていこうという思いはもちろんありました。ですから、ここでいいゲームをすることが、間が短いですから次につながっていくのが当然のことですし、いつでも目の前の試合、トレーニングに全力で向かっていく。そしてこういういい形で勝利を得られることによってチームは勢いづいていくんじゃないかなと思っております」

Q:J1屈指の強豪の浦和レッズを倒したこと、さらには浦和レッズの三冠を阻止したことについてはどうお感じですか?
「今言われたように、そんな大それたことが何かできたかというとそうではないと思います。非常に過密なスケジュールの中で4回戦へ進むべく、浦和さんも今日臨まれたと思うんですれけれども、この試合に関して、とにかく勝利を目的に戦うということはどちらのチームも違いはなかったと思いますね。結果、こちらのほうが少しアドバンテージのある部分が多かったというところで勝利を得られた。ですから、阻んだという気もサラサラありませんし、何か浮かれるようなことも全く感じておりません」

以上

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