日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年11月22日金曜日

◆死の組上等!大迫、自信手に帰国「いいサッカーすれば通用する」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20131122/jpn13112205030003-n1.html



 サッカーのW杯ブラジル大会は20日(日本時間21日)、予選の全日程が終了し、出場32カ国が出そろった。大陸間プレーオフでウルグアイ(南米5位)がヨルダン(アジア5位)を下し、最後のブラジル切符を獲得した。オランダ、ベルギーとの2連戦を1勝1分けで終えた日本代表は国内組が羽田空港に帰国。FW大迫勇也(23)=鹿島=は本大会で強豪との対戦が決まっても、金星を挙げることを誓った。W杯1次リーグの組み合わせ抽選は12月6日(日本時間7日午前1時)にブラジルで行われ、大会は来年6月12日(同13日)に開幕する。



 大きな自信を手にして帰国した。欧州遠征でアピールに成功したFW大迫は、羽田空港から茨城・鹿嶋市のクラブに直行。軽く体を動かし終えると、言葉に力がこもった。

 「攻守にわたって迫力あるプレーをしようと思っていた。いい時間帯では日本らしいチャンスを多く作れた」

 1トップで先発した16日のオランダ戦で、1ゴール1アシストを記録。FIFAランク8位(日本は44位)で2010年南アフリカW杯の準優勝国を苦しめ、2-2の価値ある引き分けに貢献した。同5位でブラジルW杯シード国のベルギーから3-2の金星を挙げた19日(日本時間20日)の試合も後半途中からピッチに入り、貴重な経験を積んだ。

 本大会での“大物食い”への意欲も湧いた。この日は出場32カ国が出そろったが、「自分たちのいいサッカーをすればどこにでも通用する」。ブラジルなど強豪との対戦にも「その方がモチベーションは上がるよね」と恐れるどころか意気軒高。「日本をなめてかかると思うから、その隙をつきたい。オランダもベルギーも後ろは結構、隙があった」と冷静な分析も忘れない。



 1次リーグの組み合わせは12月6日の抽選会で決定する。シードには開催国のブラジルや前回大会優勝のスペインなどが入り、イタリアやフランス、イングランドなどが外れた。日本は強豪国ばかりが集まる「死の組」に入る可能性もある。

 それでも大迫は「自分たちのサッカーができれば崩せる」と言い切った。「あとはJリーグでどれだけ成長できるか」。来年6月の開幕が、楽しみになってきた。(伊藤昇)

ブラジルW杯

 開催国と各大陸の予選を勝ち抜いた合計32チームが出場し、2014年6月12日にサンパウロで開幕。首都ブラジリアなど12都市が会場となる。決勝トーナメントは28日に始まり、決勝は7月13日にリオデジャネイロのマラカナン競技場で行われる。4年に1度行われる代表チームの世界一を決める大会の、ブラジルでの開催は1950年以来、64年ぶり2度目。南米大陸での開催は78年アルゼンチン大会以来、36年ぶり。

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