日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年2月20日金曜日

◆Cロナに負けた…内田、攻守に奮闘も雪辱果たせず/欧州CL(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150220/int15022005040001-n1.html



 欧州CL決勝T1回戦第1戦(18日=日本時間19日、ドイツ・ゲルゼンキルヘンほか)2試合が行われ、シャルケ(ドイツ)の日本代表DF内田篤人(26)はホームでのレアル・マドリード(スペイン)戦にフル出場して攻守に奮闘したが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(30)に先制点を決められるなどチームは0-2で敗れた。FW柿谷曜一朗(25)のバーゼル(スイス)はホームでポルト(ポルトガル)と1-1で引き分けた。柿谷はベンチ外だった。

 前回覇者のレアル・マドリードに力の差を見せつけられた。シャルケのDF内田が肩を落とした。

 「簡単でないのは分かっていた。だからといってサクッと負けるわけにはいかないし、(試合の)入りはそんなに悪くなかった。でも、サクッと点を取られた」

 レアルとは昨季も決勝トーナメント1回戦で顔を合わせ、内田が負傷で出場しない中、第1戦は1-6、2戦目も1-3と完敗。この日は雪辱を果たすはずが、返り討ちに遭った。

 それでも内田は、攻守両面で輝きを見せた。前半26分にFWのC・ロナウドに先制点を許し、1点を追う後半29分。ロングパスに右サイドからDF裏へと抜け出してバックパス。FWプラッテのシュートはバーを直撃し、こぼれ球に詰めた内田は左足を振り抜いたが相手DFに当たってGKにキャッチされた。

 同点は逃したが、唯一の決定機。「(ゴール前に)行けて1回か2回と思っていた。(マークする)マルセロの体の向きも悪かったので、絶対いけると思った」と悔しがった。

 守備でもフランス代表FWベンゼマらと渡り合い、「大崩れはしていない。最後でしっかり止めたところもあったし」と胸を張り、C・ロナウドのまたぎフェイントにも「ボールは見ていない。目しか見ていなかった。抜きに来るのは1回だけだから」と惑わされることはなかった。

 「全然諦めていないし、まだ半分だからね」と内田。3月10日(日本時間11日)の第2戦へと視線を上げた。 (円賀貴子通信員)

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