日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年7月11日土曜日

◆【予想スタメン】レオ・シルバ復帰で活気みなぎる新潟…鹿島は司令塔柴崎の離脱が大きな痛手(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150710/329510.html


先発復帰が濃厚とされる山本脩斗(右)  [写真]=Getty Images


■アルビレックス新潟 レオ・シルバの復帰でチームに活気

 年間順位で現在17位。これ以上、勝ち点を落とすことは許されない重圧のもと、2ndステージの戦いがスタートする。少しでも早く降格圏から浮上したいという焦りは、目の前の対戦相手とともに、厄介な“内なる敵”となる。

 ホームで鹿島を叩き、最初から勢いに乗りたいのは当然だ。しかし、柳下正明監督が「鹿島はJリーグで一番、多彩な攻撃をする。それだけビッグチャンスも作っている」と指摘するように、簡単な試合にならないことは選手も理解している。危機感を、いかに前に進むためのエネルギーにできるか。メンタルタフネスが問われる。

 2ndステージの反撃に向け、チームを大いに奮い立たせているのがレオ・シルバの復帰だ。5月に胆のう炎の手術を受け、約1カ月離脱していただけに、ベスト体重に戻り切っていないなど、コンディションは100%でない。しかし、練習に復帰するなり圧倒的なボール奪取力、声でチームを動かす統率力を見せつけ、抜群の存在感を発揮している。5日に行われた流通経済大学との練習試合でも、先発出場して45分間プレー。鹿島戦に向け、順調に仕上げている。

 その練習試合では、攻守で良い距離を保ち、全体でボールを奪いにいって攻めるという、新潟の原点とも言えるサッカーが機能。5-0で大勝した。夏本番を迎えるこれから、暑さの中でいかに回数多くプレスにいけるかは大きな課題だが、それをクリアするかどうかが、チームの命運を握る。(totoONE編集部)

■新潟予想スタメン
4-4-2
GK
守田達弥
DF
川口尚紀
舞行龍ジェームズ
大井健太郎
コルテース
MF
加藤大
小泉慶
レオ・シルバ
山本康裕
FW
ラファエル・シルバ
山崎亮平


■鹿島アントラーズ 山本、ジネイの復帰は大きなプラス

 鹿島は、5月16日のホーム広島戦でけがをして以降、戦列を離れていた山本脩斗の先発復帰が濃厚。欠場した6試合はCBの昌子源が左SBに入るなどしてきたが、あくまでも応急処置。本職が復帰することで、攻守に安定感をもたらすことは間違いない。新潟の柳下正明監督は磐田時代の恩師。好プレーを見せることが恩返しにもつながる。

 さらには、昨季終盤に大けがをしたダヴィがベンチ入りする可能性が出てきた。ジネイが6月20日の横浜FM戦で大けがを負い、全治8カ月と診断されており、今季中の復帰は絶望的。昨季チーム得点王の復帰は好材料だ。まだ患部に水がたまることもあるため、様子を見ながらの起用となるが、試合に出場すれば相手チームにとって驚異となる。敵地では最近4年間負けておらず、相性も悪くない。

 最大の懸案は、柴崎岳の離脱だろう。左足第5中足骨周辺に痛みを抱える司令塔は、ランニングなど軽めのメニューをこなしてはいるが、9日の時点で全体練習に合流しておらず、欠場が濃厚。代えの効かない存在だけに、いかに穴を埋めるかがカギとなる。

 1stステージは6勝4分7敗と負け越し、2001年1stステージ以来14年ぶりの屈辱を味わった。若いチームがいかに自信を回復できるかも重要な要素だ。相手の新潟は1stステージを17位で終え、J2降格圏に沈んでいる。しかし、2004年に昇格して以降、シーズン開幕前に毎年のように降格候補に挙げられながら、残留し続けてきた土壇場の力は侮れない。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
佐藤昭大
DF
西大伍
植田直通
昌子源
山本脩斗
MF
青木剛
小笠原満男
カイオ
土居聖真
金崎夢生
FW
赤崎秀平

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