日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年7月22日水曜日

◆【鹿島】石井新監督、名門再出発へ抱負「勝利にこだわってやるチームを」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150721-OHT1T50158.html



 J1の鹿島が21日、成績不振のためトニーニョ・セレーゾ監督(60)を解任したと発表した。第1ステージ(S)8位、第2Sも3節まで下位を相手に1勝1分け1敗の11位と低迷し、監督交代に踏み切った。後任には石井正忠ヘッドコーチ(48)が昇格する。

 J最多7回の年間優勝を誇る名門が1999年のゼ・マリオ監督以来となる2度目のシーズン途中の監督解任劇(98年のジョアン・カルロス監督は辞任)に踏み切った。この日の朝、緊急役員会を開き、セレーゾ監督解任を決定し、午後に本人に鹿嶋市内で通告。その際、同監督は「残念な気持ちでいっぱいだ」と話していたという。

 「開幕から成績の不振が続いていた。第2Sも3節を終わって、下位チームとの3戦は我々が目標とした成績でなく、満足いく結果が得られなかった」と井畑滋社長(63)。第2Sの開幕3戦は3連勝が続投ノルマだったが、下位の新潟、清水、松本相手に達成できず。この日午後のミーティングで選手たちに伝え、その後の練習から石井新体制がスタートした。

 石井監督は「勝利にこだわってやるチームを復活させたい。勝負強さ、勝負にこだわる姿勢を見せたい」と抱負。J発足当初から指揮を執った宮本征勝氏以来2人目となる日本人監督(代行除く)で、J屈指の名門は再出発する。

 ◆石井 正忠(いしい・まさただ)1967年2月1日、千葉県市原市生まれ。48歳。市原緑高、順大を経て1989年にNTT関東(現大宮)に入社。91年には鹿島の前身の住友金属入り。98年に福岡に移籍し、主にMFとして活躍。シーズン終了後に引退し、鹿島のユースコーチやトップのフィジカルコーチなどを歴任し、今季はトップチームヘッドコーチを務めていた。J1通算95試合3得点。

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