日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2015年12月13日日曜日

◆「やっぱり1トップが…」久々に本職でプレーした大迫が同点弾演出(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?178502-178502-fl



[12.12 ブンデスリーガ第16節 ブレーメン1-1ケルン]

 ブンデスリーガは12日、第16節2日目を行い、FW大迫勇也の所属するケルンは敵地でブレーメンと対戦し、1-1で引き分けた。大迫は2試合ぶりに先発し、フル出場。後半は1トップにポジションを上げ、0-1の後半34分に同点ゴールを演出した。

 大迫がトップ下でプレーした前半は立ち上がりの4分に先制を許すなど苦しい展開。前半37分のPKのピンチは、昨季までチームメイトだったFWアンソニー・ウジャーのキックをGKティモ・ホルンが防いだが、1点ビハインドのまま後半へ折り返した。

 するとケルンはハーフタイムに2人を交代し、大迫が1トップにポジションを上げた。迎えた後半34分、MFマルセル・リッセの右クロスに大迫が飛び込み、倒れ込みながら右足でシュート。これは至近距離でGKに阻まれたが、こぼれ球を拾ったMFドゥサン・スベントが右足で押し込んだ。

「あと一歩のところが大事だけど、形をつくることはできた。久しぶりに(1トップを)やった中で、そこはプラスに考えたい。あとはもっと練習で突き詰めて、タイミングとかを取っていかないといけないかなと思う」

 理想は自分のシュートで決め切ることだったが、久々に最前線でプレーし、一つ結果につながるプレーを出せたことに安堵の表情を見せた大迫。スベントのゴールがチームにとっても実に4試合ぶりのゴールだった。

「後半は1トップに入ってプレーすることができて、やっぱり1トップが良いなという感触が自分の中にあった。なかなかフォワードでやることができなかったので、1トップのほうが自分は生きるなというのはあらためて感じたし、これからも続けていきたい」

 トップ下や右サイドハーフなど、中盤でのゲームメイクやチャンスメイクを任されることが多い大迫だが、久々の本職でのプレーはあらためて自分がストライカーであることを思い出させるきっかけになったようだった。

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事