日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年5月8日日曜日
◆【磐田vs鹿島】ウォーミングアップコラム:指揮官として鹿島と対戦する名波浩の心境とは(J'sGOAL)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00011569/
「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
「相当強いよね」
鹿島戦ということで思い入れもあるのでは?という問いに名波浩監督が返した言葉だ。現役時代、磐田の攻撃を自在に操った天才レフティは、好敵手・鹿島と幾多の激闘を繰り広げてきた。
1990年代後半から、リーグの覇権は常に両者の間で争われ、そこから数々の名勝負も生まれた。これまでのJリーグを見れば、他にも“2強”が存在する時期はあった。しかし、磐田vs鹿島(鹿島vs磐田)以上の黄金カードは後にも先にも存在しなかった、というのはさすがに言い過ぎか。いや、そんなことは決してないと思う。
彼らのバトルは、日本サッカーの歴史においても特別な瞬間だった。そんなJ最高レベルの戦いをピッチ上で経験してきた名波監督は今、古巣を率いるリーダーとなった。
ライバルとして切磋琢磨してきた間柄。鹿島について話をする時、名波監督の言葉の端々か相手へのリスペクトの気持ちが伝わってきた。
鹿島と激突する磐田がどのようなサッカーを見せるかは気になるところだ。そして、チームとしてはとにかく連敗は避けたい。前節の神戸戦は1-4で敗れている。「点差ほどの内容ではなかった」と名波監督が話した通り、磐田がチャンスを作るシーンもあったのは事実。しかし、ほんのわずかな差がスコアに直結するのがJ1の舞台だ。
10試合を終えて勝点15は「悪くない数字」と、名波監督はチームのここまでの歩みを評価している。ここから先、磐田がどう成長していくのか。まずは今節、鹿島を相手にどこまで戦えるのか、早くこの目で確認したい。そう思っているサポーターはたくさんいるはずだ。
文:青木務(磐田担当)
明治安田生命J1リーグ 1st 第11節
5月8日(日)19:00KO ヤマハ
ジュビロ磐田 vs 鹿島アントラーズ
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