日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年3月26日日曜日

◆今野&大迫離脱…ハリルジャパン半数入れ替えも(報知)




 ◆18年ロシアW杯アジア最終予選B組第7戦 日本―タイ(28日、埼玉)

 日本代表は25日、さいたま市内で軽めの調整を行った。23日のUAE戦(アルアイン)で活躍したMF今野泰幸(34)=G大阪=、FW大迫勇也(26)=1FCケルン=、MF高萩洋次郎(30)=F東京=が負傷により、離脱が決定。代わりにMF遠藤航(24)=浦和=、FW小林悠(29)=川崎=を追加招集した。この事態も含め、28日のタイ戦(埼玉)は、バヒド・ハリルホジッチ監督(64)がコンディションの良い選手を中心に約半数を入れ替える構想を持っていることが判明。“ターンオーバー”で勝ち点3奪取を目指す。

 敵地UAE戦の勝利を無駄にしないため、ハリルホジッチ監督は“ターンオーバー”構想を温めていた。複数の関係者によると、ハリル監督はUAE戦前からタイ戦に向けたプランを思い描き、UAE戦と異なるメンバーを頭の中に描いていたという。さらに西野朗技術委員長(61)がこの日、「(監督は)フレッシュな選手の起用も常に考えている」と話し、メンバー変更の可能性を示唆。タイ戦はUAE戦のスタメンから約半数近くが変更となる可能性が浮上した。

 この日、UAE戦で1得点したMF今野が左足小指骨折、前線で体を張ったFW大迫が左膝付近を打撲し、離脱が決定。今野は「絶対に日本代表はW杯にいかないといけない」と思いを残してチームを離れた。こうしたアクシデントももちろんあるが、タイ戦にはUAE戦で先発したDF吉田、森重、酒井宏、MF山口、FW原口らを軸として、その他のメンバーは約半数を入れ替えるプランとなりそうだ。布陣もアンカーを置いた4―3(1―2)―3から、ダブルボランチの4―3(2―1)―3となる可能性もある。指揮官はUAE戦にほとんど出場しなかった控え組中心の練習に目を光らせ、状態のチェックに余念がなかった。

 GK川島は「今の選手のクオリティー、グループを考えれば、誰が出てもやれるだけの力がある」と話した。DF酒井高、MF清武、倉田、FW岡崎らにチャンスが回ってくる可能性がある。酒井高は「右も左も(サイドバックを)やってるし、チームではボランチもやっている。与えられたところをできるのも自分の一つの強み」と出場に意欲を見せた。ハリル監督はUAE戦の勝利後のロッカールームでタイ戦の重要性を繰り返し選手に伝えていたという。もう一歩W杯へ前進するため、ハリル監督は“ターンオーバー”でタイを撃破する。(恩田 諭)

http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20170325-OHT1T50281.html

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