日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年11月1日水曜日

◆中島翔哉が逆転弾の起点に…ポルティモネンセが元鹿島FWの2ゴールなどで4戦ぶり白星(ゲキサカ)




[10.30 ポルトガルリーグ第10節 ポルティモネンセ5-2ビトーリアFC]

 ポルトガルリーグは30日、第10節を行った。MF中島翔哉が所属するポルティモネンセはホームでビトーリア・セトゥバルと対戦し、5-2で勝利した。6試合連続スタメンの中島は3トップの左に入り、後半41分までプレーした。

 2勝2分5敗で14位につけるポルティモネンセは、前半3分に12位ビトーリアFCに先制点を許すが、4分に左からカットインした中島が惜しい右足シュートを放つと、9分に同点に追いつく。右サイドからのクロスのクリアボールをペナルティーアーク手前で受けたDFオリオル・ロセルが右足を一閃。鮮やかなミドルシュートがゴール右隅に突き刺さり、あっという間に試合を振り出しに戻した。

 さらにポルティモネンセは前半22分、左CKの流れから左サイドでボールを受けた中島がクロスを供給。PA右のDFルベン・フェルナンデスがヘッドで折り返したボールをMFデネルが頭で押し込み、2-1と一気に逆転に成功した。

 前半24分には、元鹿島アントラーズのFWファブリシオのヘディングパスからPA内で競り合ったDFベリントン・カルバーリョがDFヌーノ・ピントに倒されてPKを獲得。キッカーのファブリシオが冷静にゴール右隅に沈め、ポルティモネンセが3-1とリードを広げた。ファブリシオは3試合連続ゴールとなった。

 後半もチャンスが多く作ったのはポルティモネンセだった。11分、左サイドのハーフェーライン付近で中島がインターセプト。ファブリシオにスルーパスを通し、決定機を演出するが、元鹿島FWのシュートはGKペドロ・トリゲイラに止められてしまう。16分には、カルバーリョとのワンツーでPA内に侵入したMFパウリーニョが左足でゴール左に流し込み、4-1。試合を決定づけた。

 後半21分には、ルーズボールの競り合いでDFバスコ・フェルナンデスがファブリシオの顔を蹴ったと、ビデオ・ アシスタント・レフェリー(VAR)によって確認され、バスコにレッドカードが提示されて退場。数的優位に立ったポルティモネンセは28分に、PA左深くからDFルモール・アグベニェヌがマイナスに折り返したパスをファブリシオが左足で決め、ダメを押した。

 ポルティモネンセは後半31分に1点を返されたが、リードを守り抜いて5-2で勝利。4試合ぶりの白星を飾った。後半41分にピッチを後にした中島は、今季4点目を記録した前節ビトーリアSC戦に続く2試合連続ゴールとはならなかったものの、チャンスに絡むなどチームの勝利に貢献した。

中島翔哉が逆転弾の起点に…ポルティモネンセが元鹿島FWの2ゴールなどで4戦ぶり白星

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