日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年12月9日土曜日

◆大迫フル出場もケルンはGL敗退…ルーテンベック暫定監督初陣の直接対決に敗れる(ゲキサカ)




[12.7 ELグループリーグ第6節 レッドスター1-0ケルン]

 ヨーロッパリーグ(EL)は7日、グループリーグ最終節を行い、FW大迫勇也の所属するケルン(ドイツ)は敵地でレッドスター(セルビア)と対戦し、0-1で敗れた。大迫はフル出場したが得点には絡めず、チームはグループリーグ敗退となった。

 前節でアーセナルを撃破し、グループ最下位から2位に浮上したケルンは勝ち点6で並ぶレッドスターとの直接対決でグループリーグ突破を争った。ブンデスリーガでは開幕から14試合未勝利で最下位に低迷。成績不振によりペーター・シュテーガー監督が3日に解任され、シュテファン・ルーテンベック暫定監督の初陣となった。

 大迫が3トップの右に入ったケルンは序盤から積極的にゴールを目指し、前半13分、右CKに飛び込んだDFフレデリク・セーレンセンがヘッド。前半14分、大迫のパスを起点にスルーパスでPA内に抜け出したMFミロシュ・ヨイッチが左足で狙ったが、チャンスは生かせず、相手に先制点を献上した。

 前半22分、レッドスターはMFネナド・クルスティチッチのスルーパスでPA内左に抜け出したDFミラン・ロディッチがワンタッチでグラウンダーのクロス。MFスラボリュブ・スルニッチが左足ダイレクトで鮮やかにネットを揺らした。

 0-1で折り返した後半はケルンが反撃に出ると、同9分、PA内左でパスを呼び込んだ大迫は切り返しから右足シュート。後半18分にはペナルティーアーク内でパスを受けたFWセルー・ギラシーが左足ダイレクトで叩いたが、いずれも同点弾とはならなかった。

 ケルンは守勢に回ったレッドスターの堅守を破れず、苦しい時間帯が続く。後半アディショナルタイムには大迫が胸トラップから右足ミドルで狙ったが、最後までゴールはこじ開けられず、そのまま0-1で敗戦。直接対決を制したレッドスターがH組2位でグループリーグを突破。敗れたケルンは3位に順位を下げ、決勝トーナメント進出を逃した。


大迫フル出場もケルンはGL敗退…ルーテンベック暫定監督初陣の直接対決に敗れる

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