<いばらきサッカーフェスティバル2018:鹿島4-3水戸>◇3日◇茨城・ケーズデンキスタジアム水戸
J1鹿島アントラーズが、東京Vから新加入のDF安西幸輝(22)の1得点1アシストの活躍で、J2水戸ホーリーホックに逆転勝ちした。
常に先行を許す苦しい試合展開の中で後半24分に右MFで途中出場すると、2-3で迎えた後半34分にFW土居聖真のクロスを左足でダイレクトボレー。「いいボールをくれたので、あとはGKの位置を見てしっかりゴロで打てれば良かった」と移籍後、初ゴールを決めた。
さらに、内田篤人が退いて右サイドバック(SB)に入った後半41分には、積極的な攻撃参加からのクロスでDF山本脩斗の決勝点となるヘディングシュートをアシストした。
左右のMF、SBをこなせるユーティリティープレーヤーは「どこ(のポジション)で出るにしても準備はしていたし、そういう中で結果が出たのはすごく良かった」と言いつつ「今日、結果を出さなかったら次はないというチームだと思うし、今日、結果が出たからといって次の試合がどうなるかはまだ分からない。練習からアピールしていきたい」と気を緩めることはなかった。
鹿島DF安西が移籍後初ゴール「アピール続ける」