日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年3月8日木曜日

◆先発8人変更の鹿島、敵地連勝で首位キープ!ルーキー山口もデビュー(ゲキサカ)





[3.7 ACLグループリーグ第3節 シドニーFC0-2鹿島 シドニー]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は7日、グループリーグ第3節2日目を行い、H組の鹿島アントラーズは敵地でシドニーFC(オーストラリア)と対戦し、2-0で快勝した。2連勝の鹿島は2勝1分の勝ち点7に伸ばし、H組首位をキープ。次節は13日、ホームでシドニーFCと再戦する。

 3日のJ1G大阪戦(1-0)からはMF土居聖真、DF植田直通、DF山本脩斗を除いて先発8人を変更。DF伊東幸敏、DF犬飼智也はこれが今季公式戦初出場初先発で、清水から加入の犬飼は新天地デビューとなった。FW金森健志、MF中村充孝、MF永木亮太の3人も公式戦先発は今季初だった。

 2試合を終えて1勝1分の勝ち点4でH組首位に立つ鹿島。1分1敗で最下位に低迷するシドニーFCの本拠地に乗り込むと、膠着状態から徐々に流れを引き寄せる。前半29分、右サイドをオーバーラップしてきた伊東がゴールライン際からクロス。FW鈴木優磨のヘディングシュートはゴール右に外れたが、同40分、セットプレーで均衡を破った。永木の右CKがファーサイドに流れると、鈴木が左足でシュート。これをゴール前にポジションを取っていた土居が右足アウトサイドで角度を変え、ゴールネットを揺らした。

 1点リードで折り返した後半はシドニーFCの反撃を受ける時間帯もあったが、今季初戦となった2月14日のACL上海申花戦(1-1)以来、公式戦4試合ぶりに先発したGK曽ヶ端準がビッグセーブを見せる。後半17分、PA内中央にフリーで走り込んだMFアドリアン・ミエジェイェフスキのスライディングシュートを弾き出すと、同21分にもPA内に切れ込んできたミエジェイェフスキのシュートをしっかりキャッチ。劣勢の展開もゴールを許さなかった。

 後半27分、金森に代えてDF安西幸輝を投入した鹿島は同39分から土居に代えてFW山口一真を送り込む。阪南大から今季新加入のルーキーがプロデビューを飾った。その山口は後半41分、右足でミドルシュートを狙うなど果敢にプレー。すると同42分、永木の左CKをニアで山本がそらし、ゴール前フリーの植田がヘディングで押し込んだ。2-0と勝利を決定づけた鹿島は後半45分、中村に代えてMF三竿健斗を投入し、逃げ切り体勢。前節の水原三星戦(2-1)に続いて敵地で2連勝をおさめ、首位を守った。


先発8人変更の鹿島、敵地連勝で首位キープ!ルーキー山口もデビュー




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