日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年5月11日金曜日

◆来日ジーコ氏を独占直撃!西野監督は勝ち運持っている(サンスポ)





 サッカーJ1鹿島OBのレジェンドで元日本代表監督のジーコ氏(65)が10日、Jリーグの25周年記念イベントなどに参加するため、成田空港着の航空機で極秘来日した。サンケイスポーツの単独直撃取材に応じ、6月のW杯ロシア大会に臨む日本代表の西野朗新監督(63)にエールを送り、チームの活躍に太鼓判を押した。

 世界を知る“神様”ジーコ氏が「西野ジャパン」に太鼓判を押した。

 昨年8月以来、約9カ月ぶりに来日したジーコ氏。到着ロビーに姿を見せると、長旅の疲れを感じさせずに出迎えた関係者との再会を喜び、直後に「日本の親善試合はいつだ?」「場所はどこでやる?」と日本代表について質問攻めにした。

 自身の現役時代は1978年のアルゼンチン大会から3大会連続でW杯に出場。指導者としては2006年ドイツ大会で日本を率いた。メンバー発表で「マキ(巻誠一郎)…」とサプライズ発表するなど、当時は“追い風”が吹いていた。

 そのジーコ氏が、バヒド・ハリルホジッチ前監督(65)が解任され“逆風”が吹く日本代表の西野新監督に言及した。「選手のリスペクトもある監督で、日本(のサッカー)をよく知っていて経験がある。まったく知らなければ大問題だが、なんとかやってくれるだろう。いい監督だよ」と称賛の言葉を並べた。

 西野監督はJリーグ歴代最多の270勝を挙げ、1996年アトランタ五輪では、U-23(23歳以下)日本代表を率いてジーコ氏の母国で優勝候補・ブラジルを破る「マイアミの奇跡」を起こした。ジーコ氏はその実績に触れ、「『勝ち運』を持っている監督で、すべてを出し尽くせば結果はついてくる」。自身が日本代表監督時に、西野氏はG大阪を常勝軍団に育て上げ、W杯代表に3人(DF宮本、DF加地、MF遠藤)を送り込んだ。ハリル・ショックを脱すれば、日本に運気が巡ってくると予言した。

 W杯ドイツ大会は結局、1分け2敗で1次リーグ敗退の憂き目に遭った。それでも常に世界を見渡し、日本のサッカー界に気を配るジーコ氏。“神様”が、“神風”を連れてやってきた。

★鹿島愛

 ちょっぴり太ったジーコ氏は、空港内ではほとんど騒がれず。それでもサッカーへの情熱は冷めることはなく、日本代表のみならず前日9日のアジア・チャンピオンズリーグ上海上港(中国)戦にも言及。「鹿島は昨晩、3-1で勝ったよね。いいね」とご機嫌だった。約1週間の日本滞在中、京王閣競輪のイベントなどに登場する予定。

ジーコ氏の2006年ドイツW杯日本代表メンバー発表VTR

 02年7月の日本代表監督就任から国際Aマッチ36勝14分け17敗で迎えた06年5月15日。東京都内のホテルで登録メンバー23人を発表した。GKから順に名前を読み上げ、最後のFWで「タカハラ…、オオグロ…、ヤナギサワ…、タマダ…、マキ」と23人目に落選必至とみられたFW巻誠一郎(千葉)を選出。FW久保竜彦(横浜M)の選出を見送るサプライズ人事に、日本中が沸き返った。


来日ジーコ氏を独占直撃!西野監督は勝ち運持っている





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