日本代表合宿(28日、千葉県内)30日のガーナ戦を前に初めて、冒頭15分以降は非公開にして行われた。この日26歳のバースデーを迎えたMF柴崎が、プレースキッカーに名乗りを上げた。日本代表の課題とされてきたセットプレーでゴールを演出する覚悟だ。
「キッカーの質で全てが決まる意識で蹴りたい」
W杯1次リーグの対戦国はいずれも格上。流れの中から何度も好機は作れないと自認する。「セットプレーが貴重な得点源になる」。背番号7の司令塔は中盤を担うことが濃厚。自慢の右足から繰り出す“飛び道具”でアシストを狙う。
「このタイミングでW杯がある。26歳をいい年にできるように結果を残したい」。引き締まった表情で新たな誓いを立てた。 (鈴木智紘)
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柴崎がFKキッカー名乗り「全てが決まる意識で蹴る」